一つの場所に依存するのはリスク?「嫌われる勇気」より「嫌われてもいい環境」を作ろう

ウートピ / 2018年9月25日 20時45分

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「嫌われる勇気」より「嫌われてもいい環境」を作ろう

論理的に話したつもりなのに相手の反応はイマイチ、感じよく話しているのになかなか相手の懐に入っていけない、適当でめちゃくちゃなことを言っている同僚のほうがなぜか人望が厚い気がする……

仕事でもプライベートでもコミュニケーション能力(コミュ力)が大事と言われているけれど、結局コミュ力って何のこと?

そんなコミュニケーションをめぐる疑問に応えたのが蔭山洋介(かげやま・ようすけ)さんの『なぜ、あなたの話は響かないのか』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)です。蔭山さんによると「こいつ何言ってるかわからないけど、協力しよう」と相手に思わせる力が「コミュ力2.0」と言います。

蔭山さんにコミュ力をテーマに4回にわたってお話を聞きました。

「自分を変えたい!」と思ったら…“ご褒美”ではなく“逆算”でバッグを買おう

「嫌われてもいい環境」を作ろう

——これまでは「コミュ力2.0」に必要な自分の価値となる土台をしっかり作りましょうというお話でした。そもそも自分が言いたいことを伝えるのは勇気がいると思うんです。まわりの目が気になって、嫌われるのが怖くて本音が言えないという人は多いと思います。

蔭山:嫌われるのもリスクです。ただ、本にも書いた通りこれを続けていると相手の言いなりにしかなれず、価値をやりとりするコミュニケーションは生まれないわけです。だから「嫌われてもいい環境を作ろう」ということですね。コミュニティをたくさん持つとか友だちがたくさんいるとか恋人も複数人いるとか……。

——一つの場所に依存しないほうがいいということですね。たとえ職場にわかってくれる人がいなくても、趣味の集まりに行けば自分の居場所があるよ……のような。

蔭山:「自立とは何か?」という話になったときに「自立というのは頼れる場所が一つだけじゃなくて、複数あることだよ」とよく言いますが、まさにそういうことですね。「嫌われてもいい」「首を切られてもいい」という状況がそうかもしれない。

だから、副業解禁というのはすごく重要で、月10万円でも本業とは別に収入が安定して入ってくるという状況はすごくその人の助けになるんですね。一か所だけで完全依存するというのは、「嫌われる勇気」は持てても、嫌われたらマズい環境なわけですね。だから「嫌われる勇気」より、「嫌われてもいい環境」のほうが重要です。

——なるほど。よく自然の中に行くと、自分の悩みがちっぽけに見えるって言うじゃないですか。私も山に登るのでわかるのですが、自然の中に行くよりもいろいろところに場所を持っていたほうがいいのですか?

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