“私は病気”遠野なぎこが伝えたい正直な気持ち 「悩みを抱えた人たちが少しでも生き延びてくれればいい」

ウートピ / 2014年8月4日 12時0分

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“私は病気”遠野なぎこの正直な気持ち

女優のスピード離婚という格好のネタに群がるメディア。恋愛依存症、売名行為、構ってちゃん、メンヘラ女優……さまざまなレッテルが貼られる一方で、本人のブログを読むかぎり、表には出てこない要素が多すぎるのではないか。遠野なぎこさんの口から「真相」を語ってもらったインタビューの後編です。

>>【前編】遠野なぎこ“離婚後の真相”を独占告白! 「私は離婚を恥だと思っていません」 

私はもう〈フツウ〉でいたい自分を手放さないといけないと思った

――今春に上梓された著書『摂食障害。食べて、吐いて、死にたくて。』(ブックマン社)でも、15歳のときから苦しんできた病気について明らかにされていますが、結婚、離婚でめまぐるしかったこの数か月のあいだは、症状にだいぶ変化があったようですね。

遠野:彼とつき合いだした瞬間、過食嘔吐がぴたっと治まりました。彼が見ている前で、ご飯を食べられたんですよ! 私は病気なんだと、あらためて感じました。ダイエットとか痩せ願望とか、頭で考えて食べたり吐いたりするんじゃなくて、心の問題なんだって。それ以来、おいしいってことも、お腹いっぱいになることも覚えました。この病気は、その感覚がわからないんです。満腹になって「これは太るぞ~」「ダイエットしなきゃ」って言葉が口から漏れたときは、自分でも驚きました。いままではそんなこと怖くて言えなかった。彼の前でだけとはいえ、フツウに食事をできたことが、結婚のきっかけでもありました。それなのに……。

――離婚の後、過食嘔吐への揺り戻しがあったとブログでも告白されています。

遠野:彼とケンカをしたほんの数時間のうちに、わけがわからなくなっちゃいました。魔がさしたんです。フツウに食べているつもりなのにブレーキがかからなくなって、ああもうダメだダメだ、すぐに吐いて出さなきゃ……となりました。自傷行為もそうですね、半年以上も切っていなかったのに、揺り戻されてしまいました。そのとき、ほっとしちゃったんです。彼にも打ち明けました。私はもう〈フツウ〉でいたい自分を手放さないといけないと思ったんですよ。病気なのにフツウでいたがるから、ますます苦しくなる。だから、「私ももう隠さないから、あなたも私が病気のカノジョだってわかってね」と伝えました。

――摂食障害は一生治らないといわれていますが、そうやって折り合いをつけていくということでしょうか?

遠野:そう言われていますね。治る人もいるけど、治ると期待しすぎるのはいけないという意味だと解釈しています。一生のつき合いになるんだから、それ込みの自分だと思うしかない。色白の人もいれば色黒の人もいる、というぐらいに考えたいです。お金を積んだからって、変えられるものではないという意味で。

ブログを読んでくれる人たちがみんな正直だから、私も正直でいたい

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