私、天才かよ……女社長、おっぱいを作り直す【女社長の乳がん日記】

ウートピ / 2018年12月13日 21時1分

彼女とは乳がんセミナーで二度ご一緒させていただいたことがある。その講演内容には、乳がん患者もそうじゃない女性達も前のめりで聞き入ったものだ。

自分の脂肪を使って形成(豊胸)することができる。それも、自分の脂肪由来幹細胞を用いて脂肪の定着率を上げることができる」

というセルポートクリニックの最新脂肪注入術は、ある意味女達の見果てぬ夢。

「この、お腹や足や背中や腕のお肉が胸に移動できるならどんなに良いか!」

と、嘆き「ジーザス!」と天を仰いだことのない女がこの世にいるであろうか? 否!

施術料金は保険適用外なので、私が経験した形成手術に比べると驚くほど高いが、

①自分の脂肪なので生着すると血の通った体の一部になり、仕上がりが柔らかく暖かい。
②流動性のある脂肪を注入する為、細かい部分的な形成も可能。
③大きな傷ができず、体への負担が少ない。
④日帰り、もしくは一泊入院のみで施術が可能。

というのには、料金を上回る魅力しかない。

女社長が頑張ってきたこと

私は、早速先生に連絡を取り、現状や希望を伝えた。

本来は整形嫌いの夫にも相談すべきところだが、私だけじゃなく、家族もすっかり私の手術や体の変化に慣れきっていたため、今回も独断専行で予約。

ところが「自分の脂肪でおっぱいができる」と、うきうきしていた私に先生は不吉なことを言うのであった。

「診てみないとわからないけど、川崎さんの場合、脂肪が取れない可能性があります」

えええ? そんな!

さらに説明しよう。

乳がんをやってからというもの、外科の先生からの命題は「絶対に太らないこと」だったため、ジムに行き、ウオーキングをし、体重を増やさないようにとコツコツと頑張ってきたのだ。それがこんなところで裏目に!!! 人生、何が障害になるかわからないものである。

しかし、こちとら「若い頃からさんざ悩まされた」ゆるふわバディ。外から見えないところに脂肪を蓄えてきた自負がある。

私は、自身の下腹の肉(ほぼ脂肪100%)をつまみながら、

「是非一度診てください。」

と、自信と決意に満ちた声で診察の予約を取ったのだった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング