もし自分が○○の立場だったら…にある違和感【中年男ルネッサンス刊行イベント】

ウートピ / 2019年3月11日 20時45分

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もし自分が○○の立場だったら…にある違和感

1月29日、「八重洲ブックセンター(東京都中央区)で、『中年男ルネッサンス』(イースト・プレス)の刊行記念イベントが開催され、著者の田中俊之さん、山田ルイ53世さん、そしてゲストには小島慶子さんが登壇。「中年男のゆくえ」について語り合いました。

「中年男」というタイトルですが、そのトーク内容は現代を生きる女性たちにも知ってほしいポイントが盛りだくさん。ユーモアと笑いに包まれながらも示唆に富む発言が盛りだくさんだったイベントの一部を編集してお届けします。

第1回:「若い子を見てお姉さまが怒ってるよ」にはもうウンザリ

保育園で欲情される男性を目指してみるという提案

山田ルイ53世さん(以下、山田):小島さんと話していると、思わず「姐さん!」と言いたくなる瞬間が多々あります。“おばさんいじり”の文脈ではなく、リスペクトしているという意味でですよ?あくまで!

田中俊之さん(以下、田中):小島さん、頼られる傾向がありますよね。

小島慶子さん(以下、小島):そうかな?

山田:こういう言い方は失礼かもしれませんが、えーっと、男気(おとこぎ)?があると言いましょうか……。

小島:そんなに怖がらなくても大丈夫ですよ(笑)。真面目な言い方をすると、「女らしさ」がしんどい女性もいるし、「男らしさ」に苦しんでいる男性もいるので、お互いを解放し合うことは大事だなと思います。自分で自分を解放するのは案外難しいし、人に解放されてラクになることもありますよね。

田中:ジェンダーについての誤解も似ているかもしれません。

山田:誤解ですか?

田中:ジェンダーの話とは、男や女といった性別にとらわれることではなく、「もっと多様でいいよ、自由でいいよ」ということなんですよ。先日、小島さんが「保育園でモテることを目指したらどうか」と話していたのはすごく面白いなと思いましたね。保育士さんとか周りのお母さんに、ちょっといいなと欲情されるようなあんばいを目指したらどうかと。

山田:よ・く・じょ・う!(笑)

田中:性的な関係を目指すわけではなくて、「なんか、あのお父さんいいな」というような……。

山田:いやいやいや、そういうベクトルですよね? 欲情というのは。

小島:これは「男らしさ」の話と少しつながっているんです。例えば、男の人の考える鉄板のモテとか、男はきっとこんな風にモテたいだろうという世間の決めつけ、女性側からの決めつけみたいなものって、ちょっと幅が狭くないですか? 私としては、いろんなモテを目指してもいいんじゃないかと思っていて。

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