ホルモンバランス? ストレス? 月経前の肌荒れの予防法7つ【臨床内科専門医に聞く】

ウートピ / 2019年5月27日 20時45分

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月経前になると肌が荒れる、化粧ノリが悪くなる、吹き出物が出るなど、肌のトラブルに見舞われることがあります。また、気分が落ち込む、イライラするという精神的な浮き沈みに振り回されることもあるでしょう。

臨床内科専門医で女性外来がある正木クリニック(大阪市生野区)の正木初美院長によると、「月経前の肌のトラブルも精神的な問題も、根本の原因は同じで、『ホルモンバランスの乱れ』からきています。生活環境や性格が原因ではありません。多くの女性は経験があるでしょう」ということです。そこで、月経前の憂うつな症状の改善法とセルフケア法を教えてもらいました。

月経前1週間は肌と精神が不安定になる

「毎月のように決まって肌トラブルに悩まされる」こともあり、月経前は憂うつになります。正木医師はまず、女性のホルモンバランスについて、次のように説明をします。

「女性ホルモンには『卵胞ホルモン(エストロゲン)』『黄体ホルモン(プロゲステロン)』の2種があります。この2つのホルモンの分泌量の変化により、『月経期(月経開始)』、『卵胞期(排卵前)』、『黄体期(排卵後〜月経前)』に分かれます。

月経期はどちらのホルモンも少なく、卵胞期は卵胞ホルモンの量が、黄体期は黄体ホルモンが多くなるというのが女性のホルモンバランスの周期です」

次に、それらのホルモンと肌はどのように関係しているのかというと、
「月経直後から1週間後ぐらいまでは卵胞ホルモンの量が多い時期で、肌はツヤやハリが出て調子がよくなります。

一方、月経前1週間ほどは黄体ホルモンの量が多くなります。この黄体ホルモンは男性ホルモンと似た働きがあり、皮脂が多く分泌されてニキビができる、毛穴がつまるなどで肌が不安定になります。同時に、精神面でも不安定になりがちです。この時期のこうした変化は、病気ではありません。日にちが経つにつれて軽快し、また好調の時期がやってきます」と正木医師。

月経前の肌や精神面の不調の原因は、黄体ホルモンの分泌が盛んになるからということです。

ホルモン分泌の周期を把握する

ここで「セルフケアのためにも、まずはホルモンバランスの周期について把握しておきましょう」と話す正木医師に、周期と体調について次のようにまとめてもらいました。

・月経期
月経が始まると生理痛や血液循環が悪化し、下痢、貧血、むくみ、だるさがあることも。精神状態は不安定。

・月経後から5~10日間
排卵前で、卵胞ホルモンの分泌が盛ん。肌も体調も良く、精神状態は落ち着いている。便秘しにくい。

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