たまには損得で動いてみたら? 世の中にあふれる「正しさ」が息苦しい貴女へ

ウートピ / 2019年6月12日 21時1分

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「孤独」と聞くとどんなことをイメージするでしょうか? 「老後、独りぼっちになるのが怖いから結婚したい」「友達が少ない私は孤独でかわいそうなのか?」と思っている人もいるかもしれません。

このほど、独身研究家の荒川和久さんが『ソロエコノミーの襲来』(ワニブックス)を上梓しました。

荒川さんは「精神的に自立した価値観を持つ人=ソロ」と定義し、「ソロで生きる力とはつながる力である。それは、他人とつながるだけではなく、自分ともつながることであり、そのつながりは、強く継続的なものである必要もなく、一瞬でもいい」と提唱しています。

他人はともかく自分とつながるってどういうこと? 結婚していればソロじゃない? つながるのは一瞬でもいいの? 荒川さんに5回にわたってお話を伺いました。

【第1回】「まずは自撮りしてみよう」自己肯定感を高めたい貴女に伝えたいこと
【第2回】SNSでもリアルでも友達はたくさんいるのに“孤独”を感じるのはなぜ?

「つながらなきゃ」「学ばなきゃ」は捨てていい

——前回は「とにかくしゃべってみたら?」というお話でした。また面倒くさいこと聞いてもいいですか?

荒川:一応、聞きましょう。

——異業種交流会やセミナーに行って、主催者や司会の人から「せっかくの機会だから、名刺交換をしてつながりましょう」って言われるのが苦痛です。かなりひねくれているとは思うんですが、「つながりたかったら勝手につながるから、放っておいてくれよ」って思っちゃいます。

荒川:確かにひねくれているけれど、もうね、「つながらなきゃ」とか「セミナーに行ったらここを吸収するべき」「学ばなきゃ」という考え方自体が有能感に縛られちゃっているんですよ。一切の自分の行動規範から「マスト」をなくしたほうがいいですよ。

——高いお金を払って行ったセミナーでも?

荒川:高いお金を払ったセミナーで「もったいない」って思っちゃうのは損得の話じゃないですか。損得は大事なので、別にいいんですけど、「高いお金を払って元を取らないといけない」というのに縛られているのは「有能でなければ自分を肯定できない」って思っているのとロジックが一緒なんですよ。

「もったいない」って思うのであれば、高いお金がかかるやつは一切行かないと決める。3,000円とかで、失敗しても「まっ、いいか」と思えるものしか行かない。

損得勘定が悪いわけじゃないですよ。人間なんてみんな損得勘定で動いているから。損得勘定で動くほうが、正しいか正しくないかで動く人よりも、結果的に人のためになると思いますよ。

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