ケーキと花束にほだされないで…その介護離職ちょっと待った【わたし、定時で帰ります。】

ウートピ / 2019年6月18日 23時30分

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いよいよ最終回を迎えるドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)。吉高由里子さん演じる主人公の東山結衣が、ガツガツ戦うことなく職場の曲者社員たちとうまく仕事をする姿が新しいと話題になりました。吉高由里子がうちの職場にもほしい……と思った人も多かったのでは。そんなほのぼの目線にちょっと待ったをかけたのが、ライターの吉田潮さんです。

第8話放送終了後に「遠方の親の介護で仕事をやめるのは大反対。しかも夫婦揃って、というのは本当にやめた方がいい。情報集めてアウトソーシングを、と内田有紀に言ってあげたい、吉高由里子の代わりに」と、Twitterでつぶやいたことについて綴っていただきました。

「仕事を辞めて、実家に帰る」だと?

仕事を効率よくこなして、定時にきっちり帰る。モンスター部下も手なずけて育成し、チームのミスに尻ぬぐいもし、厄介なサークルクラッシャー上司と闘いつつ、職場の雰囲気を良き方向へもっていく。プライベートも充実、料理上手で優しい彼氏がいる、そんな「理想の女性」を吉高由里子が演じるのが、『わたし、定時で帰ります。』である。

「よくある“会社あるある”を理想論でまとめているのがキツイ」という会社員女性もいれば、「こんな職場だったら働きたいわ(というか向井理だけほしい)」という女性もいる。賛否両論で拮抗するのはよきことかな。

私自身は会社員でもないし、組織にも属していないので、「いい職場にいい人間関係ですなぁ」なんてわりとのんきに眺めていたのだが、ある1点だけ、これは忌々(ゆゆ)しき問題と思う部分があった。第8話、吉高の先輩・内田有紀のエピソードである。

その前に、内田の立ち位置を解説。第2話で、双子を出産した内田は、産休・育休から復帰。「残業も休日出勤も問題ありません!」とエンジン全開で張りきる。夫(坪倉由幸)は育休をとって協力的というものの、ふたを開けてみれば、ほぼ戦力外と判明。結局は内田が育児も家事もすべて抱え込み、仕事上でも重大なミスをやらかす。吉高のフォローで何とか乗り切り、内田も肩の力を抜くことができたという経緯があった。

で、問題の第8話。内田は厄介な案件のリーダーを任される。そんなときに限って義母が倒れて、夫は熊本へ帰ってしまう。双子のワンオペ育児で疲弊していく内田。義母は介護が必要な状態となり、夫が「仕事を辞めて実家に戻る」と言い出したのだ。

怒って止めるべきところで謎の展開に

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