「このまま彼と結婚していいの?」私が婚約破棄を決めた理由

ウートピ / 2019年6月21日 21時45分

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「このまま彼と結婚していいの?」私が婚約破棄を決めた理由

本業の他にやってみたいこともあるけれど、転職をするほどでもないし今から新しいことを始めるのはちょっと気が重い——。副業解禁の流れとはいえ、日常の生活のことを考えると仕事の掛け持ちはどうしても踏みとどまってしまうもの。

そんな中、人気ブランドのPRとして働きながら、映画監督としても活動する穐山茉由(あきやま・まゆ)さんの働き方が今注目されています。

穐山さんは、「好きなことをやろう」と思い立ち、30歳の時に映画学校の夜間・土日コースに入学。そして36歳になる今年、脚本・監督を務めた『月極オトコトモダチ』が全国公開されました。どうしてそんなに頑張れるのか、ウートピでは3回に渡って、穐山さんの人生や仕事観について聞きました。

”女の幸せ”が結婚なんて誰が決めたの?

——本職も忙しい中で、映画も撮るのはすごくパワーが必要だったと思います。そこまで頑張れたのは、映画制作が昔からの「叶えたい夢」だったのでしょうか?

穐山茉由さん(以下、穐山):いえ。映画は観るのが好きで、自分で撮るものだとは思っていませんでした。作りたいと思っていたのは洋服。ものづくりに憧れて新卒ではアパレル系のOEMメーカーに入社したのですが、すぐに転職してしまって。その後に就いたのが現在のPRの仕事です。デザイナーが作る世界観の魅力を伝える仕事をしているうちに、私も自分で何か世界を作ってみたいと思うようになって、行き着いたのが映画制作でした。

——インディーズで服を作るという選択肢もあったのでは?

穐山:そうですね。でも、服を自分で作るのはピンとこなかったんです。映画の前にも、写真や音楽に興味を持って少しずつかじっていたのですが、映画ならそれらを全部表現できるなと気づいて。それがすごく楽しそうだと思ったのが、20代後半の時でした。

とはいえ、映画研究会に入っていたわけでもなく、そもそもどうやって映画が作られているのかも知らなかったので、ネットで検索して、小規模なワークショップに参加してみたんです。その中でコンペがあって、監督という役割を与えられたのが最初の一歩でした。

——そこで楽しさに目覚めた?

穐山:楽しいかと言われると、どうだろう。こう撮るとこうなると知れたとか、作品が形になったことには満足したのですが、作りたい世界はあるのに、思うように行かないというジレンマもありました。技術も知識も足りないと思い知ったというか。やっぱりちゃんと勉強したいなって思った時に、私、婚約破棄したんですよ。

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