“おばさんマインド”は自分に都合よくオンオフしていい 40代をラクに生きるコツ

ウートピ / 2019年6月27日 21時1分

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「20代ほどがむしゃらじゃない、30代ほどノリノリじゃない。40代で直面する、心と身体の変わり目」——そんなコピーが添えられた漫画『あした死ぬには、』。切実に生きる女子たちの“40代の壁”を描くオムニバスストーリーです。

必要以上に、年齢に抗いたいわけじゃありません。でも、うまく付き合っていきたいとは思います。40代に入ったら、じつのところ、どんな変化があるのでしょうか。

25年間、漫画家として第一線で活躍している雁須磨子(かり・すまこ)さんに、40代を迎えて実際に感じたことや周囲の変化などをじっくり伺っています。

最終回は、変わっていく自分とどう向き合えばいいのか? 折り合いをつけていくための心構えを聞きました。

感情を抑えられない、抑えたくない自分を、受け入れる

——更年期障害ドまんなかのタイミングを迎えても、自分自身の変化は、なかなか気づきにくいように思います。『あした死ぬには、』第2話でも、主人公の多子(さわこ)が若い女性の同僚に「自分の様子がおかしいと思ったときは言ってね」と頼む場面がありました。

雁須磨子さん(以下、雁):たしかに「やたらと眠い」「だるい」くらいの症状だったら、更年期障害だと気づかない可能性はありますね。いつも頑張って仕事をしている人なんかは、自分の不調をコントロールし慣れていて、なおさら気づきにくいかもしれない。強いイライラなどが表に出れば、対人関係にも影響してくるから、周りが先に感じるだろうけど……。

——誰かに「あの人、妙にイライラしてる」と思われるのも怖いけど、周りの“受け流しスキル”が高いことによって、自分の変化にいつまでも気づけないケースも恐ろしいです。

雁:そうですね。だけど、溢れ出てくるイライラや不安って、これまでの“蓄積”だと思うんです。作品のなかでも描いたけれど、ずっと自分のなかにあったものの、表に出していなかった感情。そういう気持ちを「もう我慢しないで言ってもいいんじゃない?」とか「私はこういう人間だって知ってもらいたい」って感じるときがきたなら、無理にその変化を止めなくてもいい気がします。

……と、個人的には思うんだけど、更年期障害の本には「自我を抑えられなくなりがちです」って書いてありました(笑)。つまり、感情を抑えられなくなるのも、抑えたくなくなるのも、症状のひとつ。仕方ないと受け止めてしまえば、ちょっとはラクになれそうです。

——でも「更年期の症状だから」と感情に蓋をすることにも、違和感がありませんか?

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