実は冷え対策がポイント…梅雨の「湿邪」の不調ケアを専門医が教える【第2回】

ウートピ / 2019年7月4日 21時45分

とくに下半身を冷やしてはいけません。寝るときは足首とかかとを覆ってつま先を出すタイプの夏用のウオーマーを着用し、日中も靴下を履きましょう。足首を温めておくことがポイントです。

お風呂はシャワーだけにせずに、ぬるめのお湯につかる、また、可能であれば38~40度のぬるめのお湯で半身浴を10~15分ほどして上半身が汗ばむぐらいに温まりましょう。

秋冬の寒いときには頭寒足熱を意識すると思いますが、昼間の気温が高くなる梅雨のころには、ジメジメした感覚や汗が嫌で、頭も足も冷やしたくなりがちです。冷房もつけるでしょう。ですが、足は冷やさないようにと意識を高めて実践しましょう」

湿気を室内に入れない

さらに吉田医師は、湿邪対策として、室内の湿気の調整について次の説明をします。

「屋内の湿度に注目してください。50~60%になるように、これ以上のときはエアコンのドライ機能を使って調整しましょう。その際、体は冷えないように靴下を履き、夏用のひざ掛けやショール、カーディガンなどを利用してください。

湿度が高い日や雨の日は、窓を開けっ放しにしないで、換気程度にしてあとは閉めておき、できるだけ湿気を室内にまねき入れないように工夫をしてください。そして、梅雨の合間の晴れの日に、室内の風通しをよくして押し入れやクローゼットなどの湿気も取りましょう」

水分のめぐりが良くなる食材を選び、衣服で体を冷やさず、部屋の環境を調整しようというケア法、これらはいますぐできることばかりです。季節がもたらす体への影響を認識して、日ごろからちょっとしたセルフケアを続けることが湿邪対策のコツと言えそうです。

第3回では、自分で湿邪の様子を「舌」で診断する方法を、また第4回では湿邪対策のための漢方薬を紹介します。合わせて参考になさってください。

(構成・文 品川 緑/ユンブル)

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