私って“弱者”なの…? 自分の弱さを認めたがらないエリート女性【富永京子×上野千鶴子】 

ウートピ / 2019年7月16日 20時59分

富永:過剰適応しますからね。

上野:弱者のほうが過剰適応しますよね。それを聞くと思い出すのは、連合赤軍*についての田中美津**の言葉。「男より、より主体的に男の革命理論を奉ろうとすれば、女はみな永田洋子***だ」「男に向けて尻尾をふるこの世の女という女はすべて永田洋子なのだ」.って。

女が女を殺した女同士の分断は、今でも総合職女子と一般職女子、正規雇用と非正規雇用の女性の間の分断に再生産されているような気がします。

*連合赤軍:1971年に結成された新左翼系の武装集団。72年には「あさま山荘」に人質をとって立てこもり、警察部隊に制圧された。
**田中美津:1970年代、日本のウーマン・リブ運動の中心的存在だった活動家。
***永田洋子:連合赤軍の女性リーダーになり、「総括」と称したリンチを主導した人物。

【第1回】起業は褒められて「みんなのため」が冷笑されるのはなぜ?
【第2回】生まれも育ちも選べないのに…「自己責任」って思っちゃうのはなぜ?
【第4回】傷つくことに鈍感な優等生たち

(構成:新田理恵)

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