低気圧で頭痛、めまい、胃痛…それは「気象病」かも【臨床内科専門医が教える】

ウートピ / 2019年7月10日 21時45分

すると体調を安定するように働いている自律神経が活発になります。自律神経には、ヒトの心身を活動的にする交感神経と、リラックスするように作用する副交感神経の2種があります。この2種が互いにバランスを取り合い、心拍、血圧、胃や腸の消化吸収機能などを調整しています。

交感神経が優位になると、心臓のドキドキや血圧が上昇して血管が収縮する、またその反動などで、頭痛、胃痛、関節痛などの痛みが誘発され、イライラします。

副交感神経が優位になるとけん怠感や眠気が生じ、ウツウツとした気分になります。その度合いが健康なときよりも過剰になって、体調不良を引き起こすわけです。

——「内耳が低気圧を感知して脳に伝達→自律神経がバランスを崩してしんどくなる」ということですが、気象病が女性に多いと言われるのはなぜでしょうか。

正木医師:女性ホルモンの分泌の変動と自律神経のバランスは互いに影響し合っているからと考えられます。天候や気圧の変化があると、自律神経が心身を平常に保とうと働いて負荷が大きくなるため、症状が出やすく、また悪化します。

梅雨のころから感じるしんどさの原因は気象病だということ、とくに気圧が低下するときに起こりやすく、めまいに関係する内耳から脳、自律神経へと影響し、体調不良が起こるとのことです。
続く「後編」の「気象病」のケアには健康予報がポイント…臨床内科専門医が教えるでは、自分でできるセルフケア法を教えてもらいます。

(構成・文 海野愛子 / ユンブル)

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