自分がもし障害児を産んだら……夫を「子供と向き合える父親」にするためにできること

ウートピ / 2014年9月4日 12時0分

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夫を障害児の父にするためにできること

結婚し、子供がほしいと考える女性は世の中にたくさんいますが、妊娠したとき「もしもこの子が障害を持って産まれたら」ということを考えざるをえないことがあります。それは医師より羊水検査をするか否かの確認を取られるからです。そんな想いを乗り越えて出産に至る女性は、自分の子供とちゃんと向き合って育児をしようと決心しているでしょう。でも、男性の中にはちゃんと向き合えない人もいるようです。映画『グレート デイズ! ―夢に挑んだ父と子―』のお父さんはまさにそのタイプ。車椅子の我が子に背を向けて生きてきた父なのですよ。なぜ、どうして見て見ぬふり? では映画『グレート デイズ! ―夢に挑んだ父と子―』のお父さんを通して、そういう男性について考えてみましょう!

思いがけない出来事に対処できない男

映画『グレート デイズ! ―夢に挑んだ父と子―』は、父と車椅子の息子ジュリアン(17歳)がアイアンマンレースに挑戦する姿を描いた物語です。しかし、二人三脚でレースに出場するまで紆余曲折があります。それはすべて父親が息子と向き合わないことが発端となっているのです。

息子の誕生を楽しみにしていた父親は、五体満足ではなかった息子を見てショックを受け、それから息子のジュリアンに背を向けて生きてきました。ジュリアンは「お父さんとアイアンマンレースに出場したい!」とお願いしますが、車椅子の息子にできるわけがないと突っぱねるのです。

父親はジュリアンが生まれたときのショックを17年間引きずっています。おそらくどうしていいのかわからないから、目の前でまっすぐな瞳で自分を見つめる車椅子の我が子から目をそむけてしまうのでしょう。

父と母では親の自覚を持つ時期が違う?

ジュリアンの母親は息子を溺愛し、よく面倒をみています。やはり自分が産んだ子供ですから、息子への愛情とともに責任もあり、障害を持った息子と向き合う覚悟ができているのです。しかし、父親は子供が産まれてすぐに父親の自覚が芽生えるわけではなく育児とともに芽生えます。加えて、ジュリアンの父は単身赴任で家を離れてしまうので、ますます息子と距離が離れてしまうのです。

最近はイクメンなど育児上手な男性も増えていますが、障害者のいる家庭では母親の負担が重いようです。また認知症などの世話も同様。周囲に話して助けを得ることは必要ですが、男性は話題に出すことさえ嫌がる人がいます。平穏な生活が失われたり、築いてきたことが壊れたりするのが怖いので考えたくないのかもしれません。ジュリアンの父親も思い描いていた人生と違う道を強いられたことに対処できないのです。

男だからできることをお願いしましょう!

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