「夫の実家に行くのがつらい問題」とは? “フェミ友”と語る

ウートピ / 2019年8月14日 21時1分

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縁あって2年前に結婚をし、毎日パートナーと楽しく暮らしているものの、「結婚とは何か」がまだイマイチ言語化できていない桃山商事の清田が、様々な方たちとの対話を通じて学びを深めていくこの連載。

今回は、性暴力やジェンダー問題などを中心に精力的な執筆活動を続け、『「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。』(タバブックス)の著書もあるライターの小川たまかさんと、毒母問題のパイオニアにして、自らの夫婦生活や子育て体験を当事者研究的なアプローチで描き続ける漫画家の田房永子さんをゲストにお招きした。

お二人とは長い付き合いの同業仲間であり、日々グループトークでジェンダー関係の話題をシェアし合う“フェミ友”でもある。そんな二人と語らってみたいのが、結婚生活におけるジェンダーの問題についてだ。

結婚生活を送っていると、自分がメディアで発信していることと矛盾をきたしそうになる瞬間が結構ある。二人にもそういう経験はあったりするのだろうか。あるとしたら、それらとどう向き合っているのだろうか?

夫婦別姓が希望だけど事実婚は難しい。じゃあどうする?

清田隆之(以下、清田):結婚というものには、至るところにジェンダーの問題が入り込んでいるように感じます。例えば結婚式や名字をどうするかといった問題にはモロにジェンダーが関わってくるし、家事をどう分担していくか、「主人」や「奥さん」と呼ばれたときはどう反応すればいいのか……など日常のちょっとしたシーンでも男女の性別役割を意識させられることが少なくない。

田房永子(以下、田房):わかる。あるよね。

清田:そういうとき、自分の中に矛盾や葛藤を感じることが多々あって……。というのも、自分はかなりフェミニズムの影響を受けていると思うし、書き手としても女性蔑視や男性優遇社会的なものを問題視する記事を書いているけど、はたしてそれを実生活で実践できているのかというと、自信を持てなくなる場面が正直ある。

小川たまか(以下、小川):あ〜、ちょっとわかるかも。清田さんは例えばどんなときにそれを感じる?

清田:結婚するにあたってまず考えたのが「夫婦別姓」の問題だったのね。個人的には「選択的夫婦別姓」が早く認められるようになればいいと考えているし、結婚したらどちらかが名字を変えなきゃいけないことにも疑問があったから、当初は別姓を提案したい気持ちがあった。現状の制度では別姓にするなら入籍なしの「事実婚」という形を取る必要があるわけだけど、うちの両親や妹からは大反対を食らった。で、そのことを含めて結婚相手(以後「しおちゃん」と呼びます)に相談してみたのよ。

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