ブランド志向ママたちの戦争!  “江角マキコ騒動”で注目の「名門私立小学校」でトラブルが起きる理由

ウートピ / 2014年9月5日 18時0分

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名門私立でママ友トラブルが起こる背景

女優・江角マキコさんがブログで「ママ友いじめがあった」という主旨を書いたことが発端になり、江角さんの子供が通う都内・名門私立小学校が注目されている。

江角さんのブログの発言への反論が週刊誌に掲載され、また、江角さんと対立するママ友リーダーもセレブリティの妻と、華やか、かつ激しいママ友の世界が連日報道されている。

今回の騒動の舞台になっている小学校だけではなく、名門私立小学校の実情というのは一般に理解しづらい。もし、自分の子供を小学校受験させることになったとして、大丈夫なのだろうか、と感じる人も多いだろう。そこで『ママの世界はいつも戦争』(ベスト新書)の著者で、ママ友の世界を取材しているノンフィクションライターの杉浦由美子さんにお話を伺った。

自主性を重んじる名門校は“放任主義”でもある

――江角マキコさんは、名門私立小学校でモンスターペアレンツ化しているという報道もありますね。また、「江角さんの子供がいじめにあっていた」「理事長に直接手紙を渡していた」といった記事も目にしました。それらが事実か否かは別として、希望して子供を入学させた名門小学校で、モンスターペアレンツ化するママは多いのでしょうか。

杉浦由美子さん(以下、杉浦):今回の騒動で、舞台になっているとされる名門私立小学校は、プロテスタントのミッションスクールです。プロテスタントは個人の自主性を重んじるので、自由な校風かつ放任主義のところが多いのです。いじめがあった時に、いちいち教師が対応していたら、児童や生徒の自主自立を育てる妨げになりかねないですからね。

これは中学の話になりますが、他のプロテスタント系有名私立校で、女子生徒がいじめ被害を担任の教師に訴えたら「あなたの美貌が周りの女子をイラッとさせるのよ」と、冷たく追い返されたという話もあります。

放任主義の名門校に比べたら、公立の学校の方が実は手厚い部分は多いんですよ。そのあたりを理解せずに、ブランド力に惹かれて、子供を名門校に入れ、「高い学費を払っているのに、放任主義でなにもしてくれない」と不満を持つ保護者もでてきます。そういうミスマッチは、保護者、子供、学校にとって悲劇ですよね。

なので、私立小学校では、身内に卒業生がいる子を優先的に入学させるケースがあるわけです。近親者に卒業生がいたら、学校の教育方針を理解しているわけですから、ミスマッチが起こりません。

ママどうしは感覚の格差から対立することが多い

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