嫉妬、告げ口、無視……! 作家・深沢潮さんに聞く、今から覚悟しておきたい“ママ友”の怖い世界

ウートピ / 2014年9月6日 12時0分

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今から覚悟…!怖いママ友世界の実状

生協の配達員が気になっている恵子、シングルマザーで女医の秋穂、スピリチュアルにハマっている千鶴、特撮俳優のおっかけで元キャバ嬢の綾子、そして不倫をしているセレブ妻の由美。小説『ランチに行きましょう』(徳間書店)では、それぞれに違った境遇の女性5人が、子供を同じ幼稚園に通わせていることで「ママ友」として知り合い、交錯していく姿が描かれています。成城の近くに住む彼女達は、一緒にランチに行くなど表面上は仲良し。だけど時には誰かを皆で無視したり、別の誰かをうらやんだりと、女のドロドロが存分に描かれています。

作者の深沢潮さんも2人の子を持つ、「幼稚園ママ」の経験者。そんな深沢さんに、ウートピ読者がいずれ味わうかもしれない、こわ~い? ママ友の世界について教えて頂きました!

セレブ志向の専業主婦のドラマチック症候群

――なぜ「成城の近く」を舞台にしたのですか?

深沢潮さん(以下、深沢):成城と千歳烏山の間あたりをあえて選んだのは、実体験から本当の富裕層かどうかは別として、セレブ志向の専業主婦が多いことがわかっていたからです。

もう10年以上前の話になりますが、この地域で娘を幼稚園に通わせていた頃、喫茶店の2階を借り切ってママ友同士で茶話会をしたんです。その時に「ご主人の職業は?」とか「お兄ちゃまはどこの学校に通っているの?」とか、私本人ではなく家族のことばかり聞かれてとても驚いて。

当時私はパートタイムで日本語教師をしていたのですが、私の仕事などみんな無関心。でも女医とか客室乗務員みたいな、いわゆる「女性の花形職業」についていたママ友には、嫉妬と羨望の眼差しが集まっていました(苦笑)。一方、母性に反しない料理の先生などには温かい目が向けられていました。キャリア志向の女性だったら、この状況は結構キツイですよね。ちょっと見栄っ張りでセレブぶりたいママ達と、彼女達を外側から見ているママ(秋穂)を描きたかったので、あえて成城の近くを舞台にしました。

――5人の登場人物は、実際のママ友がモデルですか?

深沢:自分の周りにもスピリチュアルにハマっている人はいましたし、韓流スターや歌舞伎俳優のおっかけをしている人もいました。なので実際に見たことを混ぜながら、いかにもいそうなキャラを作りました。

彼女達は自分の幸せに気付いていなかったり、夫に疑いを持ったりと、それぞれに悩みや問題を抱えています。でもそれは多分、女性はドラマがないと生きていけないものだけど、結婚するとほとんどの場合、ドラマが終わってしまい、不満が膨れてしまうことが原因のひとつでもあります。とくに専業主婦はその傾向が強いと思います。だから実際に不倫をしたり、妄想でドラマを疑似体験したりしてしまうのかもしれません。そんな女性のドラマチック症候群傾向を踏まえて、この5人を登場人物にしました。

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