家飲みビールで「ひとり暮らし自宅熱中症」に…内科医が教える予防のポイント

ウートピ / 2019年9月1日 15時30分

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残暑と呼ぶには厳しい暑さと湿度の高い日々が続きます。先だって、「熱中症は自宅で起きている…内科医が答える傾向と対策」という記事を配信したところ、とても多くの方に読まれています。そこで引き続き、とくにひとり暮らしで気を付けたい「残暑に自宅熱中症」の症例と、医師によるアドバイスをお伝えします。

内科医で泉岡(いずおか)医院(大阪市都島区)の泉岡利於(としお)院長によると、「9月に入っても、暑さのピークが過ぎただろうという気のゆるみか、冷房を切る、水分補給をしなくなる、紫外線カットをしない、お酒を飲みすぎるなどで、熱中症を発症する人は多いのです」ということです。詳しく聞いてみましょう。

不意に発症する熱中症…意識障害も起こる

前回もお伝えしたように、熱中症の発症場所は、「住居(敷地内含む)」の割合が例年約40~50%。道路や交通施設、公園、会社などに比べてもっとも多い」ことが消防庁の報告によって明らかになっています。泉岡医師はまず、ひとり暮らしでの熱中症に注意を呼びかけます。

「熱中症は重症になると意識障害を起こします。ひとり暮らしの場合、そうなると命に危険が及びます。なによりもまず、熱中症にならないようにケアすることが重要ですが、実際には、用心をしていても不意をつかれて急に発症するのが熱中症の特徴でもあります。日本の都心部では10月中旬ぐらいまでは暑さが続きますから、むしろ、『自分も熱中症になる』と想定して予防を続けるのが得策です」

昼からずっとビールを飲んで夜中に熱中症に

次に、女性読者による「残暑の時期の自宅熱中症」の体験談をご紹介し、泉岡医師にアドバイスをしてもらいましょう。

Cさん 34歳 会社員・営業
お酒が好きで強いほうなので、週末は昼から飲むことを楽しみに1週間、働いています。去年の9月の連休の初日、都内のバーベキュースポットに友人と繰り出して、昼から冷たい缶ビールを数本と、ワインを1本開けて楽しんでいました。19時ごろには帰宅したのですが、翌日も翌々日も休みだったので、続けて「ひとり家飲み」をしました。

23時ごろでしょうか、頭が痛く重くなってきたので、飲みすぎか夏バテかなと思って、冷房にタイマーを数時間(記憶にない)かけて、ベッドに入りました。すると24時ごろには吐き気で目が覚め、頭も何かでたたかれているようにガンガンと痛く、なぜか寒気もしてきました。これまで二日酔いはしたことがないので、これはおかしいと思って、クレジットカードの健康相談窓口に初めて電話をして尋ねると、「熱中症だろう」と言われました。

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