【公演レポ】バラード界の貴公子ソン・シギョン「僕は草食系? 肉食系? 」圧倒的な歌唱力と絶妙なトークに酔いしれる一日
Wow!Korea / 2014年1月30日 6時58分
韓国バラード界の貴公子ソン・シギョンが1月24日(金)、東京・渋谷公会堂にて「SUNG SI KYUNG 2014 Concert in Japan~HARU(いちにち)」を開催し、その圧倒的な歌唱力とウィットの効いた絶妙なトークで会場を湧かせた。
2001年にデビューすると数々の新人賞を総なめにし、ドラマのOSTやラジオのDJ、バラエティ番組にも出演するなどその活躍は多岐にわたるソン・シギョン。客席では韓国語もチラホラと聞こえ、日本だけでなく本国のファンも多数来場。
スクリーンに2013年の活動を振り返る映像が流れ、黒いロングジャケットで登場。「明日すべきこと」を熱唱すると「ソン・シギョンです。お久しぶりです」と日本語であいさつ。「『久しぶり』という言葉の中には『待ってた』『会いたかった』という意味が込められているような気がして『お久しぶりです』というあいさつが好きです」と語り、ファンに会えてうれしい気持ちを表現した。
続く「ポップコーン」「ならいいのに」。伸びやかな歌声が響く度に客席からは歓声が上がり、シギョンが客席にマイクを向けるとファンが韓国語で歌う場面も度々見られ、ファンとの距離の近さを感じさせた。
ライブはスクリーンに映し出される映像とシギョンの歌で構成されていく。90年代の懐かしい映像に合わせたメッセージの後、グレーと黒のニットに着替え、リラックスした雰囲気の中で名曲のリメイクを披露。昨年韓国で放送されたドラマ「応答せよ1994」の挿入歌で「ソテジワアイドゥル」の「ノエゲ(あなたに)」を歌うと、客席も懐かしい雰囲気に包まれた。また徳永英明もカバーした沢田知可子の「会いたい」。歌うときは役を演じるように歌詞の世界を歌うというシギョンも「歌詞のような悲しい経験がないので歌うのが難しかった」と語った。
MCではファンにはおなじみの通訳者が登場すると、シギョンとの抜群の掛け合いで会場を笑いの渦に。「今回はコンサートが3日連続なのでお酒も飲めない。20代の頃は大丈夫だったが30代になると駄目。今日はコンビニによってビール1缶だけ買ってホテルで飲みます」と残念そうに語り、また通訳者の婚活を面白おかしく心配する様子にファンも大爆笑。
「さよなら僕の愛」「あぁ僕の女神様」ではパープルのペンライトが揺れ、客席はスタンディングで熱唱に応える場面も。会場から「シギョンシ~(=シギョンさん)」と声があがると「はい?」「なんですか?」と照れながら「僕は韓国ではなぜか男性には人気がなかった。ファンはほとんど女性ばかり」と言い、客席に一人で来ている男性を見つけるとうれしそうな表情をみせる。韓国のバラエティ番組「魔女狩り」に出演してその率直なトークで男性の共感を得ていることに触れ「バラードを歌うから草食系男子?服を破ったら肉食系?」とユーモア溢れるトークを繰り広げ「日本ではまだ僕のイメージは美しいバラード歌手のままでしょ(笑)美しい曲を歌います」と語った後に「フィジェ」「みちで~on the road~」で再び美しい歌の世界へと誘った。
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