「T-ARA」ヒョミンが日本映画で主演 「恋愛映画に挑戦したかった」
Wow!Korea / 2014年2月10日 15時8分
「映画にもう一度挑戦したかったです。特に恋愛というジャンルは必ずチャレンジしてみたかった。その一方で、『T-ARA』のメンバーの中で初めて日本映画に挑戦するという点ではプレッシャーがありました」
ガールズグループ「T-ARA」のヒョミンは10日、ソウル江南区(カンナムグ)にあるメガボックスCOEXで開かれた「恋愛ジンクス!!!(邦題:ジンクス!!!)」の記者懇談会で、日本映画に出演した心境をこのように述べた。同作品は、男女主人公のすれ違う恋を描いた恋愛映画だ。
愛する人を失い、その人を忘れようと韓国から日本に短期留学してきたジホ(ヒョミン)。彼女は留学先の寮で、親友もいない、地味な大学生活を送る楓(清水くるみ)と出会う。ジホは楓が同じ大学に通う雄介(山崎賢人)に好意を寄せていると知り、韓国式の恋のジンクスで応援しようとする。強引なジホはついには雄介を巻き込み、物語は意外な展開に…。
ヒョミン(T-ARA)は劇中、日本語で演技したことについて「これまで日本で『T-ARA』として活動しながら日本語の勉強を続けていた」とし「特別に授業を受けるよりは、現場で学習すべきだという気持ちでそのままの状態で収録現場へ行きました」と語った。
また「日本語の演技よりは、”ジホ”というキャラクターが見せる恋愛の方法と私の恋愛観が違っていて、ジホを理解するのが難しかった」と振り返った。
彼女は「ジホのように”駆け引き”をうまくできず、それを楽しむことができない」とし「好きならば好き、と正直に言ってしまう性格」と自身の恋愛を語ったヒョミン。
「韓国より日本は、リハーサルをかなり多くやるようです」と日韓の撮影現場を比較した彼女は、「演技と歌手活動のどちらにより愛着をもっているか」との質問に「どちらもうまくやっていきたい」と答えた。
「その時その時で違います。ステージに立つときはステージが一番好きで、演じているときは演技が一番好き。前より欲も増えてきたような気がします。多くの作品に挑戦してみたいのですが、さらに成長した姿をお見せするには、2つを並行していくのは難しいかもしれません。並行すれば時間に追われて、結局は周りに迷惑をかけてしまいそう…。良いチャンスをいただけたら、いつかまた演技に挑戦してみたいのですが、いますぐという大きな欲はありません」。
ヒョミンは2011年、コ・ソクジン監督が演出したホラー映画「寄生霊」で韓国映画にデビューした。海外映画は、今回が初挑戦だ。
映画は「ラブレター」や「踊る大捜査線」シリーズなどを制作したロボットで製作され、映画「君に届け」を演出した熊澤尚人監督がメガホンを取った。
熊澤監督はヒョミンについて「キュートで演技も上手だったが、何より撮影に臨む誠実な姿がよかった」と称賛した。
なお、同作品の韓国公開は今月13日より。
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