<コラム>「BIGBANG」の「G-DRAGON」、天才的な「SNS戦略家」の姿を解剖する
Wow!Korea / 2014年3月5日 13時51分
もともとファッションの感覚に優れている彼だからこそできる技でもあるが、そのセルフプロデュース能力だけは認めざるをえない。
一方、彼がSNS上でプライベートの話をすることはほとんどなく、ファン(一般人)との距離感を常に調整することで「海外のセルブにも負けないアジアン」という無国籍感をほどよく演出している。
多忙なスケジュールの中でも、ニューヨークの有名ブランドのファッションウィークやパリの「Haute Couture」関連イベントに参加したり、トレンディーな大規模クラブイベントなどにも顔を出したりする。
そして、その場のキーマンと挨拶を交わし、セルフ写メや動画として残していくのだ。
これらのビジュアル的なデジタルコンテンが彼の得意とするキャッチなエレクトロニクス系サウンドをさらに引き立たせてくれることを彼自身が一番よく知っているのかもしれない。
得意分野である音楽とファッションを軸に、イベント事や海外セレブとの人脈を調味料にしてさらに自分の領域を高めていく「G-DRAGON」。
どこまでを「戦略」として意識しているのかは分からないが、彼の芸能活動が「グローバルなエンタメサイクル」として順調に回っていることは確かだ。
もし、デビュー当初からこの一連のイメージ管理を狙ってやっているとしたなら、クォン・ジヨン(「G-DRAGON」の本名)はまさに天才的な「SNS戦略家」と言えよう。
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