<コラム>「JYJ」ユチョン主演ドラマと「総合エンタメ企業」
Wow!Korea / 2014年3月16日 12時30分
ユチョン(JYJ)の主演ドラマ「スリーデイズ」(原題)が高視聴率を出しているなか、彼の所属会社「C-JeSエンターテイメント」の大変身が話題になっている。
数年前、5人組の「東方神起」から脱退した3人組「JYJ」の獲得と共に設立され、日本でも「エイベックス」(avex)との法廷攻防戦で知名度を一気に高めた「C-JeS」だが、もはや役者専門の芸能事務所と言えるほどのラインナップを誇っているのだ。
確か、最近の韓国芸能界では、音楽系の芸能プロダクションの事業拡大が目立っている。得意とするアーティストやアイドルのマネージメントだけでなく、俳優と女優の育成・マネージメントやドラマの製作にまで手を広げ、「総合エンタ企業化」を図っている。
IT革命以降のパッケージ商品(CD・DVD)の収益激減を背景に、日本でもエイベックス(avex)やアミューズ、スターダストなどの会社が「総合エンタ企業化」を図って成功を収めているが、韓国でも同じような現象が起きつつある。
「SMエンタテインメント」、「YGエンターテインメント」、「JYPエンターテインメント」といった、既存の音楽系大手プロダクションだけでない。「JYJ」の所属する「C-JeSエンターテイメント」や「CNBLUE」と「FTISLAND」の所属する「FNCエンタテインメント」などの新興勢力も、「音楽ビジネス」の枠を超えた事業展開に積極的に加わっているのだ。
WEBコンテンツの中心がテキストから画像、そして動画に移り変わる中、音楽業界ではアイドルによる、いわば「見せる音楽」が主流になっている。
もはや、「歌」だけで芸能活動を続けることは厳しくなっており、一流アイドル・アーティストには、ドラマや映画はもちろん、バラエティー番組でも活躍できるマルチな才能が求められている。
このような時代の流れに歩調を合わせるべく、「東方神起」や「少女時代」などが所属する「SM」社は、2012年に「SM C &C」を設立し、 チャン・ドンゴン、キム・ハヌル、ハン・チェヨンなどの人気俳優たちを迎え入れている。
同時に、ドラマ「花ざかりの君たちへ」、「総理と私」(原題)、「ミス・コリア」(原題)といったテレビドラマの製作にも乗り出している。今後も年に1~2作品を手がけていく方針だという。
「YGエンターテインメント」もこれに追随する形で、「最高の恋」のチャ・スンウォンに続き、先日は「冬のソナタ」の「ジウ姫」こと、チェ・ジウと契約を結んだ。
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