<コラム>「BIGBANG」コンサートの「赤い夕焼け」とK-POP界の勢力図
Wow!Korea / 2014年4月6日 23時20分
音楽配信サイトでは今でも高いポテンシャルを持っている彼らだが、テレビ出演やインターネットSNS媒体はあまり活用していないので、WEB上での支持率なども含む総合点で順位を決める音楽ランキング番組ではアイドルに完敗してしまうことが多い。
韓国ではエンターテインメント専門チャンネル「Mnet」の「M! Countdown」(木曜日)に続き、金・土・日の週末には地上波各社の音楽ランキング番組が放送される。「韓国のNHK」KBSは「ミュージックバンク」、「韓国のフジテレビ」MBCは「音楽中心」、「韓国のテレビ東京」SBSでは「人気歌謡」というタイトルで、一部の番組はYouTubeなどでも配信されている。このステージもやはりアイドルたちの独占舞台となることが多い。
このような状況が5年近く続いてきたことで、今ではベテラン歌手たちもアイドルをライバル視せず、逆にエールを送ることが多い。そのきっかけとも言われている曲が、前述の「赤い夕焼け」である。
一時は、「アイドルに支配されてしまったK-POP界」を嘆く声も多かったが、今では「共存共栄」の道を探ろうとしているのだ。
ベテラン歌手陣営からすれば、「俺らが国内音楽ファンの耳を楽しませている間に君(アイドル)らは外に出てビジュアルでK-POPを知らせて来い」、「韓流はお前らに任せた!」とでも言いたいのかもしれない。
もちろん、ベテランとアイドルが同じ事務所に所属しているケースもあるので、会社的にも両者のシナジーを発揮しながら「分業化」を効率よく進めたいところだ。
ここ数年だんだんと、ベテラン世代と若手アイドルたちの距離が縮まりつつあり、韓国の音楽業界も厚みを増してきた。あとは、芸能プロダクションの管理体制や著作権業界の先進化、公演・コンサート施設の充実化が進めば、もっと沢山の人が「K-POP」で幸せになるかもしれない。
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