映画「SOOM」、カンヌ映画祭学生コンペティション部門に進出
Wow!Korea / 2014年4月18日 8時58分
クォン・ヒョンジュ監督の「SOOM (Breath)」が第67回カンヌ映画祭学生コンペティション部門である「シネフォンダシヨン」に進出したことがわかった。
17日カンヌ映画祭ホームページによると「SOOM」はマックス・チェン監督の「OUR BLOOD」、デイジー・ジェイコブス監督の「THE BIGGER PICTURE」などと共にシネフォンダシヨンに含まれたという。
「SOOM」は脳死状態に陥った母親を世話してきた娘の複雑で微妙な心理をついていく30分ほどの映画だ。
ことしのシネフォンダシヨンは計1631作品の公募に応じて、11か国から出品された16作品が本選に進出した。
1998年に始まったシネフォンダシヨン部門は毎年全世界の学生映画のうち、10作品の短・中編を披露するカンヌ映画祭公式招待プログラムで、毎年招待作品の中から優秀作品3つを選定する。
ことしの審査委員団はイランの巨匠Abbas KIAROSTAMI監督が率いる。
韓国映画としては2006年ホン・ソンフン監督の「A REUNION」、2008年パク・ジェウク監督の「STOP」、2009年チョ・ソンヒ監督の「DON'T STEP OUT OF THE HOUSE」、2011年ソン・テギョム監督の「YA-GAN-BI-HANG (FLY BY NIGHT)」がそれぞれ3等賞を受賞した。
一方、3450作品の中から9作品が選ばれる短編部門には韓国映画はノミネートされなかった。昨年は「SAFE」を演出したムン・ビョングン監督が韓国監督としては初めて短編パルム・ドール賞を受賞した。
なお、ことし映画祭は来月14~25日に開催される。
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