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沈没事故で再注目の「救援派」 信者に多数の芸能人も

Wow!Korea / 2014年4月26日 15時26分

セモグループのユ・ビョンオン前会長

珍島付近にて沈没事故を起こしたセウォル号の運行会社である(株)清海鎮海運の社長や従業員の多くが信者だと言われている新興宗教団体のキリスト教福音侵礼会、別名「救援派」。(株)清海鎮海運社員の90%以上がユ前会長に従って信者となったと見られ、現在「救援派」の信者はおよそ20万人。

クォン・シンチャン牧師とセモグループのユ・ビョンオン前会長を中心としたこの「救援派」は、3つの分派教会をもち、その1つである教会Aには多くの有名人が通っているということが、ネット上で話題となっている。

最近公開された映画の主役俳優B、スター俳優Cとその妻であり女優のD、また人気アイドルグループのメンバーであるEのほか、タレント、声優など各分野で実力を認められている芸能人が信者だということが明らかになった。

ある中堅俳優Fは「1977年から信者だが、他の芸能人に勧誘されたのがきっかけで信者となった」と告白している。

また、ユ前会長はチョン・ドゥファン(全斗煥)元大統領の弟にあたるチョン・ギョンファン氏と深い親交があり、1986年に漢江遊覧船事業権を得るなど第5共和国にて恩恵を受けていたことが明らかになった。さらに1987年8月、京幾道竜仁(ヨンイン)市の工芸品製造業社「オデヨン」の構内食堂天井から32人の死者が発見された「オデヨン事件」の際に、ユ前会長が有力な容疑者とされていたが無罪となった。これに対し、政権の保護を受けたのではないかという疑惑が上がっていた。

信者の歌手Gは「ただ教会に通っているだけだ」と事務所を通じて当惑している様子を明らかにした。

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