【イベントレポ】雨を呼ぶ男チョン・イル、ファンミで卒業制作の短編映画を大公開！

今年大学を卒業したチョン・イルは、「在学中は学校に行くのが面倒になってしまったり、授業も大変だったりしましたが、今となってはそれもいい思い出です」と学生生活を振り返り、感慨深い様子。ここでファンのために特別にと、卒業制作で撮影した短編映画を披露した。「これは、演技はもちろん、シナリオ作りやカメラ、マイクなどの裏方まで6人の仲間がいろんな役割を掛け持ちしながら作り上げたものです。僕は仕事ではいつも俳優の立場で撮影現場にいますが、この作品を通してスタッフの苦労が身にしみて分かり、俳優としての責任感がより一層強くなった気がします」とスタッフに対する感謝の気持ちが深くなった様子を語った。

また愛するファンのために、今特に愛してやまないコーヒーを淹れてあげたいと、ステージに限定オープンさせた「ILWOO CAFE」に、選ばれた3名のファンを招待。自ら選んで韓国から持って来たというコーヒーをドリップしてもてなした。

さらに「プレゼントじゃんけん大会」では、サイン入りの愛用スニーカー、バンジージャンプの記念でもらったTシャツ、内側にサインと「大好き」というメッセージ入りの晴れ・雨兼用の傘、そしてネックレスにお気に入りの詩集という愛蔵品5点を準備。「詩集のカバーの内側に、僕が韓国語で手紙を書いておきました。これが当たった方は、ぜひ韓国語を勉強して、僕にお返事をください。そしてこの中の詩を一編、読んでくださいね」とファンに宿題を出すと「皆さん、NHKの『ハングル講座』は見ていますよね」とアピールし、いたずらっぽい笑みを見せた。

終盤で「今日の皆さんとの思い出をずっと残しておきたい」というチョン・イルは、自身の携帯電話でファンをバックに写真撮影。「僕だけ写真を撮るのはズルイよね」と茶目っ気たっぷりのスマイルを見せると、「皆さんもどうぞ！」とフォトタイムを開始。再び客席を回り、奥の席に座るファンもきちんと撮れるようにと気遣った。

最後に「雨とあなた」というこの日にぴったりな歌を優しい歌声で届け、「新しいドラマの撮影を一生懸命がんばって、また皆さんのもとに戻ってきます」とファンに約束し、ファンミーティングの幕を閉じた。

終了後には握手会が開かれ、集まったファン全員と握手を交わし、互いの愛情と絆を確かめ合った。

開始数分後に入場した観客に「いらっしゃいませ」と気さくに声をかけたり、ファンからの声かけにも耳を傾けて答えたりするなど、集まった全ての人に丁寧に接する姿がとても印象的だった。俳優としてもますます磨きのかかったチョン・イルの今後の活躍に期待したい。