<Wコラム>「AKB48」の卒業と「KARA」の脱退、そして気になる「Baby KARA」
Wow!Korea / 2014年6月17日 16時21分
日本を代表する女性アイドルグループ、「AKB48」主要メンバーの大島優子が、先週、東京・味の素スタジアムで卒業コンサートを行い、グループを卒業した。今後は女優業に専念すると伝えられている。
日本は今や世界共通語にもなっている「オタク」文化を生み出した国で、彼らに支えられながら花開いた「女性アイドル」の領域でも世界トップクラスの歴史とこだわりを持つ国だ。
戦後、日本の芸能界の影響を色濃く受けてきた韓国の芸能界。中での韓流のキラーコンテンツとして世界各地に浸透しつつあるK-POPアイドルを理解するため、日本の「アイドル史」を振り返ることは非常に意味のあることだ。
さかのぼること約20年、韓国でアイドルグループが誕生した90年代前半。当時、すでに日本には強力なアイドルコンテンツが生まれつつあった時期だ。では、日本のアイドル業界で初めて「卒業」という言葉が使われたのはいつ頃からだろうか。
業界の中では、1986年に「おニャン子クラブ」から中島美春と河合その子が離れる時がその起源と言われている。中島の場合は、当時「歯科衛生士を目指して芸能界から引退します」と公言していた。
なお、日本の人気アイドル「ももいろクローバーZ」の影響を受けたとされているK-POPガールズグループ「CRAYON POP」のメンバー、グンミは、逆に「毛髪移植管理士」からアイドルへの転職に成功している。
一方、日本では、10代の少女にしか表現できない世界を歌って踊るのが女性アイドルの定義となっている。男性アイドルは比較的年齢に左右されにくいが、女性の場合は「少女性」が大きな要素であるため、いつまでもアイドルを名乗る訳にはいかないようだ。
遅くても20代半ばになる前にはソロ歌手、女優またはタレントになるか、それとも引退して芸能界を離れるかを決めるのが通常のスキームとなっている。
このように日本の女性アイドルたちは特定の時期になると、「卒業」を余儀なくされるのだが、この慣習はまだ韓国では定着していない。
現在の韓国の女性アイドル、つまりK-POP界のガールズグループのメンバーたちは歌って踊るアイドルを辞めても転職先があまりないので「卒業」という単語を使う必要すらないのかもしれない。
韓国の芸能界では日本のように、女優でもなく歌手でもない人がテレビのバラエティー番組などで活躍することはほとんどない。
日本でいう「タレント職」はあまり存在しない。韓国で「タレント」という言葉は「役者」とほぼ同義語として使われているのが現状だ。
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