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<Wコラム>中韓の歴史問題からの落とし穴、「星から来たあなた」キム・スヒョン

Wow!Korea / 2014年6月25日 11時23分

しかし、本当にこのような対応は正しいのか。日韓の呼称問題を見てみよう。

韓国では「東海」(トンヘ)と呼んでいる海域を日本では「日本海」と呼び、日本国民の間でも当たり前のように使われている。しかし、韓国で販売される商品には、その原産地名を「日本海」と表記しない。地域や言葉が違うならば、名称も違うことは当然だ。

自国で慣れ親しんいる呼称で表記することは当たり前の発想なのだ。

「白頭山」(ペクトゥサン)に関しても、中国では15世紀の「清」の時代から「長白山」(チャンパイシャン)と認識されてきた背景もある。

もちろん、新たな歴史解釈を通じて、多民族を上手く統合しようとする中国の政策には、韓国からの非難の声があり得る。しかし、中国企業は中国消費者の認識や現状の名称に従うしかない。

問題のミネラルウォーターの広告は、テレビCMを含め、7月から中国の主要都市で露出される予定なので、現時点での契約解除要請は訴訟問題にまで発展する可能性もある。

その場合、韓国の一部人々の度を過ぎた拘りが、始まったばかりの中韓の大衆文化の交流に水を差すことにつながりかねない。

キム・スヒョンやチョン・ジヒョンの所属事務所も、ここは毅然たる態度を貫くべきだったが、無駄な論争になりそうな問題を回避しようとする判断も分からなくない。

2年前の2012年は、当時の韓国の政治権力者の独断による竹島(独島)上陸が起爆剤となって日本では「嫌韓ムード」が広がっていた。両国の政治勢力は、それを国内政治に上手く利用する場面があった。

執着や独断は、日中韓の交流やそれによるお互いの効用を損ない、結局は各々の国民大衆のもっと幸せな生活をおくる機会を奪う愚行になるだけだ。大衆はいつまでも政治勢力に踊らされるものなのか。

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