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<Wコラム>韓国人は「血液型別性格」が大好き、O型のいない「B1A4」

Wow!Korea / 2014年7月21日 8時42分

有史以来、人類は「科学の力」で文明を築いてきた。そして歴史に残る数々の偉大な発見も、「科学の力」で証明されて大多数の人々に支持されるようになるまでは単なる「主観論」または「迷信」として片付けられてきたのだ。

確かにこのような「科学至上主義」は、「間違いのない答え」を得るための判断法や考え方としては現在、唯一無二であることは間違いない。

しかし、宇宙の神秘やスピリチュアルの世界など、世の中には「科学の力」で解明できていない現象もまだまだ数え切れないほど存在する。もしかすると、100年後には、「宇宙は四角い」などという今の常識では考えられない学説が生まれるかもしれない。わずか500年前までは、ほぼ全員の人類が「地球は丸くない」と、平気な顔で言っていたのと同じように。

人間の血液型も遺伝子関連の学問に深く関係する以上、「脳科学」のようにまだまだ解明されていない部分がむしろ多いはずだ。軽い気持では、「血液型別性格説」に賛成できるが、これが行き過ぎると、危険な落とし穴が待っている。

「血液型別性格」が最初に研究されたのは20世紀前半のドイツだと言われている。当時のナチス・ドイツが兵士に向いている人間を判定するため、この研究に着手したようだ。かつてドイツ国民が心を奪われた大人気の政治家、ヒトラーは、「アーリア人、ゲルマン民族」の優越性に心酔し「血の優越性」を現代科学で裏付けようとした。その結果、人類は6千万人以上の尊い命が奪われたあの戦争に巻き込まれる。東アジアの諸国、日本や韓国や中国も、その例外ではなかった。あの悲劇を忘れてはいけない。

人種や外見、民族や国籍や性別など、生まれつきのことによって同じ人間を差別し、時には殺し合いを繰り返してきた我々人類にとって「血液型別性格」は、ある意味、危険な発想にもつながる。社会の中で偏見を助長する「潜在リスク」があるからだ。

文明の奴隷になりつつある今の時代だからこそ、人間しか持たない「洞察力」で科学や思想をしっかりコントロールしていくことが求められていると言えよう。

O型のいないアイドルグループ「B1A4」。その新曲、「SOLO DAY」が聞きたくなった。

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