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<インタビュー>キム・ナムギル「ジャック・スパロウに義理を加えました」

Wow!Korea / 2014年7月25日 23時23分

彼は知人の表現を借りてドラマ「サメ~愛の黙示録~」を野球に例えた。「アウトではなくファウルだ」と強調した。ドラマ「サメ~愛の黙示録~」が自身の俳優人生でものすごい滋養になったとも語った。

「滑る部分があれば、また上がってくればいいんです。肯定的に考えました。良くないことがジェットコースターのように繰り返されるけど、ただ大通りだけを走って突然滑るよりも、よっぽどいいかと思ったんです。確かに私にとって薬になる時間でした」

#ジャック・スパロウに“義理”を追加です

「海賊」は映画のタイトルによって登場からハリウッド映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」と比べられた。これは「海賊」マスコミ試写会及び記者懇談会でイ・ソクフン監督が「『海賊』が『パイレーツ・オブ・カリビアン』よりはるかに面白い」とあふれる自信を見せた発言でさらに火がついた。

「僕は『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズを楽しんで見ました(笑)。ジョニー・デップと比較されること自体がとても光栄ですよ。『海賊』という素材の映画は『パイレーツ・オブ・カリビアン』を参考にするしかないんです。参考にはしたけど、チャン・サジョンをどうしたら東洋的で韓国的なカラーが出せるか悩みました」

たゆまぬ努力の結果だろう。映画「海賊」のチャン・サジョンは「パイレーツ・オブ・カリビアン」の海賊ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)とは明らかに違う。ジャック・スパロウ特有の愉快な路線を保ちながらも、高麗時代の“別将”(武官職)だった過去の身分、兄弟のような同僚たちの存在、イ・ソンゲ(李成桂)に刀を振り回すほどの覇気などといったものが、チャン・サジョンというキャラクターを完成させた。

「ジョニー・デップが演じたジャック・スパロウの愉快な性格を土台に、男気、義理、国のために命をかける忠誠心などのような韓国的な情緒を加えました」

映画「愛の運命-暴風前夜-」以来4年ぶりのスクリーン復帰。そしてさらに今まで見せたことがないコミカルなキャラクターだ。キム・ナムギルは自ら「演技に力を抜いた。現在進化中」という表現を用いて、作品に期待してほしいと語った。

「またスタートラインに立っているようです。最初から始めるという姿勢で臨みました。重い感じのジャンルでも力を抜いてラクに演じられる時、それが『進化』だと思います。そうなれたら、ロマンティックコメディのジャンルにも挑戦できるのではないでしょうか?まだ無理です。これから知っていく段階ですから」

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