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<Wコラム>Jリーグ「サガン鳥栖」尹監督の過去と日韓サッカー

Wow!Korea / 2014年8月13日 14時38分

一方で、日本のJリーグでも選手生活を経験していおり、2000年に入団した「セレッソ大阪」では、「J1ファーストステージ」での優勝争いの原動力となった。翌年の2001年には「JOMO CUP Jリーグドリームマッチ」でMVPを獲得し、全盛期を日本のプロリーグで迎える形となる。2002年は「J2」に降格するものの、翌年には再び「J1」へ復帰を果たした。

そして2006年、「再び日本でプレーしたい」という本人の強い希望により、またもKリーグからJリーグのサガン鳥栖に移籍。この年、「サガン鳥栖」の歴代最高成績(4位)の達成に大きく貢献した後、2007年には現役から引退した。

「KリーグからJリーグ」を2往復するという異色なサッカー人生を歩みながらも韓国代表に選ばれ、日韓両国のサッカーを身を持って体験してきた尹監督。

そのアグレッシブな行動力と日本サッカーへの愛情が実り、今シーズンは大躍進を遂げたように見えるが、はたして彼のいない「サガン鳥栖」はどうなってしまうのだろうか。

解任後は、韓国Kリーグで指導者としてデビューするという説や韓国U-21代表監督を狙っているとのうわさもあるが、彼の脳裏に刻み込まれた「ジャパニーズ・サッカー」が消えることはなさそうだ。もし、彼が本当に韓国のU-21監督になるならば、数年後は韓国代表チームの試合で「ジャパニーズ・サッカー」が見られるかもしれない。

今シーズン、J1優勝ができるか否かは予測不能だが、これまでのサガン鳥栖の快進撃の意味は大きい。日韓両国の如何なる政治や外交状況でも、スポーツやエンタメなど、民間の交流はお互いの利益になることを実感させてくれるからだ。

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