<インタビュー>チ・ヒョヌ「トロットの恋人」を語る
Wow!Korea / 2014年8月31日 12時47分
「今までの作品の中で一番愛着があります。それくらい情熱を持って撮影しました。1話から8話までの全てのセリフをノートに書きました。脚本家のチョ・ジョンレさんが前にご自身の息子さんと奥さんに『私が書いた大河小説を1つだけ書いてみろ』と言ったことがあったそうです。脚本家がそのくらい全力を尽くし愛着を持って書いたのに、演技者がいい加減な演技をすればどんなにつらいだろうかと思いました。もちろん脚本家の意思を100%わかることはできませんが、ペンで文字に起こしてみると頭の中に浮かんでくるんです。これはこんな意図だろうか、あんなことだろうかといった具合に。相手のセリフまで書いてみるとリアクション自体が変わります」
20代前半から演技をしてきた彼は、20代の役と30代の役は、はっきり違うことを知った。若い時は生き生きとしたイメージでどんな役でも新鮮な可愛らしい姿を見せてきた。しかし年を取るともう少し深い内面を見せなければならないと思うようになった。結局は演技力が重要だというのだ。
「真剣に真心をこめて演じればいいと思います。僕はちょっとつまらない人間だと感じるかもしれませんが、それは作品においては真剣でなければならないからです。現場でスタッフと仲良く冗談を言ったりふざけたりする人もいますが、僕は本番でない時も集中してこそ演技ができます。5分前まで笑っていたのに、突然泣くことはできません」
口数が多いほうではないが、話をすればするほど人間的な姿を見せてくれたチ・ヒョヌは、疎通ができる人になりたいと言った。自分のカラーは確かにあるが、対話が通じる人になりたいというのが、彼の目標の一つだ。
「没頭させることができる俳優になりたいです。人間チ・ヒョヌではなく、俳優チ・ヒョヌとして。僕が演じるキャラクターに視聴者が没頭できるように演じることが、俳優としての夢です」
すでに彼の目標と夢はある程度達成できているように見える。多くの人が「トロットの恋人」のチャン・ジュニョンを見て、愉快に笑ったり、彼の痛みに一緒に苦しんだりしながら、さらにチ・ヒョヌという人物をすでに真剣に考えているからだ。彼の夢は現在進行中である。
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