<インタビュー>「BIGBANG」T.O.P、無謀でも大丈夫…若いから!
Wow!Korea / 2014年9月9日 11時45分
これまで見られなかった姿だ。暗くてさびしそうで悲しみに満ちた姿が多かった「BIGBANG」T.O.P。かわいらしい女性たちに大きなハートを送ったり、年上女性からの視線に自然に笑いかけたり、手の中に入ってくるお金に「オープン!オープン!」と叫んだりする姿は、これまで見てきたT.O.Pの姿とは違う。
初めて“恋”もしてみた。映画「同窓生」で妹の名前と同じ女学生に会い、特別な感情を持つようになるが、北朝鮮の工作員としての話がメインで、本格的なロマンスは描かれなかった。もちろん映画「タチャ2:神の手」(以下「タチャ2」)も本格的なロマンス映画ではない。しかしロマンスは確かに存在する。初恋のホ・ミナ(シン・セギョン)としばし愛し合ったウ社長(イ・ハニ)だ。
T.O.Pにとって挑戦だっただろう。そして挑戦の前には恐ろしさも大きかったはずだ。結果はどうなるか、欲を出してしまうのではないか、など。実際にT.O.Pは「タチャ2」のシナリオをもらい、出演を決めるまでたくさん悩んだと明らかにした。しかし彼が最終的に出演を決め手は、映画に対する信念を持つカン・ヒョンチョル監督の“確信”と、シナリオを読んだときの“共感”だった。
「初めシナリオをもらった時悩んだのは、『タチャ』がマニアの多いマンガじゃないですか。特に上の世代の方々にマニアがものすごく多いので、本当に悩みました。出演を決めた瞬間にリスクが大きいことは充分にわかっていました。うまくやって得られるものよりも、ダメだった時のリスクの方がはるかに大きく見えました。すごく悩んだのですが、かえってそれが僕を刺激したように思います。監督もそれに対して冒険したかったようです。そういう点において監督と話しながら撮影に入っていきました。監督がたまに『兄さんだけを信じろ』とおっしゃったので、頑張ってくることができました。」
「シナリオを見ながら同感したことが多かったです。男性なら共感できるのではないかと思いました。夢を簡単に考えて、若さゆえのパワーで進んでいく姿が、時には無謀だが誰もが共感できる部分だと思います。」
多くの人から愛された「タチャ」の続編の主人公ということでも、プレッシャーになったはずだ。ハム・デギルというキャラクターに集中し、デギルの代理人としての役割を果たさなきゃと思いながら演じようとしたという。そうやってプレッシャーにつぶされることはなかったからなのか、T.O.Pは「タチャ2」で彼らしい個性溢れるハン・デギルを完成させたのだ。
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