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≪ドラマNOW≫「私の生涯の春の日」 ”演技ドル”スヨンに視線集中!

Wow!Korea / 2014年9月18日 11時22分

ドラマ「私の生涯の春の日」より(提供:OSEN)

※ネタバレになる内容が含まれています。

ドラマ「私の生涯の春の日」へ出演中の「少女時代」スヨンが、どこか無茶苦茶だがキュートなイ・ボム役で”少女時代の演技残酷史”を断ち切るのと同時に、”演技ドル”(演技をするアイドル)に対する一部からの冷たい風当たりを演技ひとつでひっくり返している。

スヨンは現在、MBC水木ドラマ「私の生涯の春の日」で臓器移植を受けた後、自身へ心臓を寄贈してくれた女性の夫カン・ドンハ(カム・ウソン)へ恋心を抱く春の日差しのような女性、イ・ボムを演じている。去る17日に第3話を放映した同ドラマは、胸が温かくなるような恋や家族愛、そして劇中に隠れている情感ある笑いが視聴者を虜にしているのだ。

そんな中、ヒロインのイ・ボムを演じるスヨンの活躍が「期待以上だ」と評価されている。昨年、tvNドラマ「恋愛操作団:シラノ」で安定した演技力を見せたスヨンは、今回ドラマで水分を吸い上げたような演技を披露し、誰からも愛されるようなイ・ボムという女性を完ぺきに消化している。

スヨン演じるイ・ボムは、期限付きの人生を生きているとは信じられないくらい行動ひとつひとつがキュートそのもの。スヨンの明るくポジティブな雰囲気がぴったりとはまっているのだ。特に、スヨンのオーバーすぎないキャラクター表現が、いつの間にか”イ・ボムはスヨン”という認識を人々に与えた。

ステージの上で魅力を発散するアイドル歌手が、テレビドラマへ上陸する場合、普通は歌手のイメージが演技者を上回るもの。しかし、スヨンはこのような先入観をきれいに消し去ることに成功した。心とは関係なく、たまに口から暴言が飛び出す恥ずかしい瞬間、舌を軽く出したり、瞳孔が自然に揺れる姿だけでも、彼女がかなり賢く演じていることがわかる。

表情を作り、状況に応じて声を設定する上でオーバーではなく、適度なラインを維持する感覚をもっている点は、スヨンの演技者としての大きな長点だ。

「私の生涯の春の日」はメロドラマ。偶然に縁を結び、気付くとそれは運命だったといえるドラマ内の愛が、視聴者から厚い支持を得るためには、イ・ボムが相当な魅力でアプローチしなければならない。スヨンは演技力だけでなく、イ・ボムをしきりに好感のもてる女性として作り上げる力を発揮し、ドラマを引っ張っている。

ドラマが始まる前、演技を並行するアイドル歌手たちへ「演技力もないのに、無理やり配役を与えるのは、いかがなものか?」という批判的な意見に対して、制作発表会でスヨンが発した言葉が浮かび上がる。

「ドラマにうまく溶け込む姿で証明するしかないと思います。そのような(良くない)視線について思い悩まないようにしています。否定的に考える方々も、もちろんいるでしょう。批判的な意見に影響を受けるのではなく、良い姿で批判を緩和する覚悟で臨んでいます」

スヨンは当時、自信を持ちながらも謙遜するコメントを残した。ある意味、彼女が発した答えは、正解だった。そして、スヨンは自身が語ったように”ドラマにうまく溶け込む姿”で証明したのだ。それだけでなく、高い演技力も披露している。

トップの人気を誇りながらも、ドラマへ出演すると比較的”残念な”成績を残していた「少女時代」の”演技残酷史”をスヨンがみごとに断ち切った。

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