<Wコラム>「反骨の柔道王」とSHIHOの娘、秋山サランちゃんへの期待

Wow!Korea / 2014年9月25日 16時40分

秋山サランちゃん(提供:OSEN)

「反骨の柔道王」として知られる総合格闘家、秋山成勲。数年前の大晦日、あの桜庭和志との「オイル事件」以降は、かつての勢いを失い、主戦場である総合格闘技大会「UFC」では4連敗が続いていた。

39歳という年齢もあり、一部では引退説も囁かれていたが、先日は「UFC」契約最後の試合で見事復活を果たした。5年ぶりに味わう勝利だった。

そして秋山の祖先の国、韓国でもこのニュースは主要メディアで報じられた。周知の通り、秋山は在日韓国人のチュ・ソンフンという韓国名を持つ。

近畿大学卒業後、韓国へと渡り、地方都市所属としてオリンピック韓国代表を目指したが、学縁と地縁を重んじる韓国柔道界の差別に遭って挫折を味わった経験がある。

その後は、日本に帰化し、2002年の釜山アジア大会では日本代表として金メダルを獲得した秋山成勲。この時のインタビューでは「私を声援してくれた同胞たちに感謝する」とコメントした。試合の時は、いつも日韓両国の国旗を付けている。

そんな彼だが、韓国では「サランちゃんのパパ」という別名で紹介されることが多くなった。妻でモデルのSHIHOとの間で生まれた愛娘、サランちゃんが韓国で大人気だからだ。

昨年の11月、韓国の育児バラエティー番組「スターパパ奮闘記!スーパーマンが帰ってきた」に父娘で出演して以来、サランちゃんへのCMオファーが今でも相次いでいるのだ。

昨年末に大手通信会社のCMに親子で初出演して以来、乳児用品、乳製品、ラーメン、学習誌、製薬会社、カメラなど、10社の広告に親子で出演してきた。最近では娘の人気が父親を超え、サランちゃん単独のCM出演も増えつつある。

韓国国内の売れっ子の子役よりも圧倒的に高い認知度との愛くるしいキャラのお陰で、サランちゃんのテレビCMのギャラは2億ウォン(約2,100万円)とも言われている。これは、有名芸能人のCMギャラに匹敵するレベルだ。

サランは韓国語で「愛」や「恋」を意味する。日本国籍の秋山とSHIHOの娘が、韓国名であるチュ・サランのまま芸能活動を続けているのは少し矛盾しているようにも見えるが、父親が韓国で受けていた差別を考えれば、分からなくもない。

娘の大ブレイクのお陰で、今では秋山本人はもちろん、妻のSHIHOの韓国での活動も順調に行っているようだ。しかも、韓国大衆において、母なる日本女性の魅力をさり気なく発散中である。

来年は韓国が日本の統治から独立して70年、日韓の国交が成立して50年になる。この間、日韓を苦しめてきた歴史や領土問題に対し、両国の政治や外交や経済や学界は何も答えを出していない。むしろ、両国の権力者たちは欲望のため、その問題を煽ることすら平気でやってきた。

問題解決のカギ、いや、その種は、「日韓の子」秋山サラン(チュ・サラン)ちゃんを含め、日韓が共感する大衆文化にあるかもしれない。

韓国芸能ニュースのワウコリア

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