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”親子問題”の渦中にいる俳優チャ・スンウォン、過去の映画「息子」が話題

Wow!Korea / 2014年10月7日 9時58分

不本意ながら告訴事件に発展したチャ・スンウォンの切ない家族ストーリー。真実が公開されたが、彼を指示するようなコメントがネット上に数多く寄せられている(画像:OSEN)

2007年4月、会社の都合上、広報スケジュールを逃したある記者が「賭けてこそ本戦」という、やや絶望的な心情でチャ・スンウォンへ自ら電話をかけた。映画「息子」の公開を控える彼へ「インタビュー時間をもらえないか」という要請だった。すると、チャ・スンウォンは快く「オッケー」と答え、ソウル市内でインタビューを決行。写真撮影はしないという条件だったため、近所にお茶を飲みに出てきたようなラフな服装でやって来たチャ・スンウォンとあれこれと2時間、映画「息子」についてのインタビューを行ったのは、もう7年前だった。

「長男ノアは心で授かった息子だ」と告白する日が来るとは夢にも思わなかっただろう。映画のテーマから抜け出し、実際の親子関係についての質問もたくさん投げかけたという。しかし、多くの俳優と同じように私生活に関する質問には笑顔で交わし、話題を映画の方向へ変えようと必死だった姿を記者は鮮明に覚えているという。実は、胸の内に親子の秘密を隠していたとは、知る由もなかった記者は、「いまは映画の広報に必死なのだろう」と特に気にもかけなかったのだ。

映画「息子」は、殺人罪で服役していた男がたった一日だけ帰休を得て、思春期の息子に会いに行き、不正から立ち直るというヒューマンドラマ。ラスト10分前、見る者の予想を覆すという反転が話題を呼んだ映画だ。

当時、チャ・スンウォンは「息子のノアが、劇中の息子とほぼ同じ年齢であるため、シナリオを読みながら泣いたのを覚えている。無条件、参加したいと思った作品」と紹介し、「ノアと一緒に見たい映画」と強調していた。実際に、映画のパンフレットにも「チャ・スンウォンが息子ノアへ必ず見せたい映画」と表記していた。

映画「息子」は、興業面でいえば残念さを残すに至ったが、同作品は名セリフと名場面が多数登場する。「息子が恐いと感じる、私の目が嫌いです。目を瞑れば少しは良いのでしょうか?どんなに目を洗っても、私の目が恐く見えるようです」「父親は殺人者。そして、息子はキラースマイル、またそっくりなようです」というチャ・スンウォンの独白が、多くの観客の目を赤くさせた。

不本意ながら告訴事件に発展したチャ・スンウォンの切ない家族ストーリー。真実は公開されたが、彼を指示するようなコメントがネット上に数多く寄せられている。「心で授かった息子ノアを最後まで守り抜く」という彼の強い思いが、親と子を簡単に引き裂くような”家族解体時代”に大きな警笛を鳴らしているからだ。

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