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<Wコラム>「出生の秘密」が現実に、トラブルメーカの息子に対するチャ・スンウォンの「最高の愛」

Wow!Korea / 2014年10月7日 16時39分

今回の報道で、韓国ドラマのような「出生の秘密」が世間に知られてしまったチャ・スンウォン親子。はたして息子本人はどのように感じているのだろうか。いつかはチャ・ノア本人に父親に対する思いについても聞いてみたいものだ。

チャ・スンウォンの「心で授かった息子だ」との告白は、まるでドラマの名台詞だった。日韓のネット上では、「素晴らしい父性愛!」、「まさに心で産んだ子どもだね」など、チャ・スンウォンを称えるコメントが多く見られているが、本来であればこのような事柄は一生秘密にされるべき事柄である。

血をつなげたい、遺伝子を伝えたい、などの本能は、生命体に共通するものであり、人類だけの欲望ではない。このような欲望は、欧米よりは日本を含めたアジアの国々で強く感じられる。特に韓国ではそれが儒教の基本徳目の「孝」と交わり、「純血主義」が根強いの伝統として残っている。

韓国映画「シバジ(種受け)」。今回の仁川アジア大会の開会式と閉会式の総監督を務めた名匠イム・グォンテク監督の1987年作品だ。女優カン・スヨンはこの作品でベネチア映画祭で主演女優賞を獲得し、韓国映画が世界で注目されるきっかけとなった。

その内容は、「血統」を重んじる過去の韓国社会で、女性の人格が男性の権力により潰されてしまうことであった。まるで、最近、タイで起きた「代理出産」事件の日本人父親のような「血統」に対する執着を描いた映画でもある。

離婚や国際結婚の増加などで、従来の「家族の意味」を考え直せざるを得ない現代社会。チャ・スンウォンの息子に対する「最高の愛」は、ドラマを演じる俳優として、まさに”最高のドラマ”である。

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