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<Wコラム>「2PM」の「JYPエンタ」衰退の中、「LOENエンタ」が新たな3強へ! K-POP業界の今後の展望とは?

Wow!Korea / 2014年11月11日 11時54分

「2PM」(写真提供:OSEN)

K-POP界も、いよいよことしの賞レースが始まろうとしている。

今月の13日に開催される「Melon Music Awards」、12月3日の「Mnet Asian Music Awards」を皮切りに、来年の2月にかけて「ゴールデンディスク授賞式」、「ソウル歌謡大賞」、「ガオンチャートK-POPアワード」、「韓国大衆音楽賞」が次々と開催される。

そこで今回は、K-POP界の「勢力構図」と「音楽的方向性」について考察してみた。

まずは、「勢力構図」についてだが、ことしは「2PM」、「2AM」、「MissA」、「WonderGirls」などが所属する「JYPエンタテインメント」が衰退していた。そして、業界の両雄である「SMエンタテインメント」と「YGエンタテインメント」のライバル構図になったが、新興勢力の「LOENエンターテインメント」が加わることになり、新たな「3強」構図が浮き彫りとなった。

すでにノミネート候補が発表されている「Melon Music Awards」と「Mnet Asian Music Awards」でもこの3社所属のアイドルやアーティストが大半を占めており、今後しばらくはK-POP界を牽引する「3大エンタメ企業」として影響力を増していきそうだ。

アルバム売上(楽曲配信を含む)、審査委員とファン投票のスコアが主な採点基準である「Melon Music Awards」では、YG社所属の「2NE1」、「WINNER」、「楽童ミュージシャン」、「BIGBANG」のSOL(テヤン)がことしのアーティストTOP10に名を連ね、勢いの良さを見せつけた。

反面、長年K-POP界の王座として君臨し続けてきたSM社からはアイドルグループ「EXO」が唯一で、「LOENエンターテインメント」からはIU(アイユー)と「SISTAR」がノミネートされている。

「Mnet Asian Music Awards」にもYG社からは上記の4アーティストが選ばれ、「EXO」、「少女時代」、「SUPER JUNIOR」を送り出したSM社を上回った。

実際に、企業の価値を表す「時価総額」では、YG社は11月3日の時点で6803億ウォンと、SM社の5833億ウォンを凌いでいる。

そして、「SISTAR」や「K.will」、「BOYFRIEND」などが所属する「Starshipエンタテインメント」の吸収合併(M&A)を通じて、芸能事務所としての機能を強化した「LOENエンターテインメント」も4000億ウォン以上の規模で勢いを増しているのだ。

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