1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. アジア・韓流

<インタビュー>チョン・ウソン、20年熟成されたウイスキーのように深く強く

Wow!Korea / 2014年12月20日 10時33分

元々運動が好きなので普段からやっていますが、特にこのために何か鍛えたりしたわけではありません。劇中のベッドシーンは露出のためのシーンではなく、感情を伝えるのが目的なんです。服を脱がなければならないので脱いだだけで、美しく見せるために何かするということはありませんでした。

―ハッキュは視覚障害のある人物ですが、そのためにどんな準備をしましたか?

関係者から視覚障害のある人のインタビューを見せてもらいました。映像を見ながら、視覚がなくなると瞳孔の位置がどう変わるのか熟知しましたが、実際に撮影する時は、キャラクターに集中して感情を表現しなければならないので、目に気を使う余裕がありませんでした。

―今回の作品での演技に満足していますか?

満足度は高いですね。「チョン・ウソン、演技がずいぶんうまくなったな」と思いました(笑)作品ごとに新しい経験をして習得していくのですが、そういったものをハッキュを通じて出していけたような気がします。ハッキュのムードを保つために監督と撮影後にお酒を飲みました。それでやめていたタバコをまた吸うようになりました。

―イム・ピルソン監督作品に初めて出演してどうでしたか?

実は、監督の前作「ヘンゼルとグレーテル」を見ていなかったんです…ハハハ。「監督はこんなスタイルなんだ」という先入観を持ちたくなかったからです。「前回の作品ではこうして撮っていたから、今回はどうしたらいいか」と警戒する必要はないと思っています。また、監督は俳優を愛する気持ちがものすごく大きいんです。ソムさんとのラブシーンで「チョン・ウソンがこんなことしていいのか?大丈夫か?」と誰よりも心配してくださる方でした。

映画「愛のタリオ」のシナリオを受け取った瞬間、「出演してはいけないだろう」と頭によぎったという。しかし複合的な感情を表現することができるハッキュという人物が、俳優チョン・ウソンの挑戦意欲を呼び起こし、彼のフィルモグラフィーの中でも忘れられない作品の一つとなった。「チョン・ウソンがキャスティングされなければ映画を撮らない」というイム・ピルソン監督の言葉どおり、今回の作品でチョン・ウソンはこれまでにない演技を見せた。チョン・ウソン演じるシム・ハッキュは、長い間熟成されたウイスキーを飲んだ後にやってくる二日酔いのような深くて強い余韻を残す。映画「愛のタリオ」は、来年2月7日より日本で公開する。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください