【イベントレポ】「F.CUZ」トークイベントで作家・岩井志麻子氏をうっとりさせたフンナムドル
Wow!Korea / 2014年12月25日 23時6分
作詞・作曲・アレンジなども行うアーティスト志向の「F.CUZ」は、「もう一度だけ~Remind~」の制作秘話もたっぷり語った。「胸がキュンとなる切ないバラード曲です。誰にでもある、そんな経験を歌った歌です」とレヒョンが曲を説明すると、MCから「もしかしたら自分の経験が入ってる?」と問われると、「僕たちの経験やいろんな感情が入っています」とジノン。
岩井志麻子氏は「経験しないことだって書けるし歌えるけど、でも彼らはまだ若いから、これはほんとに一つ言いたいけど、おばさんを大事にするって大切なのよ」とアドバイス。「アガシボダドアジュンマ(お嬢さんよりもおばさん)」と韓国語も飛び出して、日本での成功の秘訣について熱く語る岩井志麻子氏にメンバーも客席も大爆笑。
レコーディング時には、「発音やメロディが難しかった。けっこう練習して録音しました」とカンが苦労した点を打ち明けた。レヒョンも「僕のパートでは“つ”がいっぱいだから。“いつかいっぱい”とか難しくて」と振り返り、「“つ”いっぱいしました(笑)」と語る様子に、ファンからは「可愛い~」と思わず声があがった。
イェジュンは「僕は、発音は、大丈夫です」と男らしく言い切る。「でもバラードですから、歌詞が美しくて悲しいから感情が重要で、感情のために昔の恋人の写真を…」と続けると、ファンから「え〜!」と声があがる。「高校生の時ですけど」と慌てるイェジュンに、「女性とつきあう時のイェジュンはサンナムジャ(男らしい男)だ」とジノンが打ち明けた。
テゴンは「『もう一度だけ〜Remind〜』は音が高いから難しかった。女の人みたいにキーが高くて」と言うと、アカペラで歌ってみせ、その美しい歌声を特別にファンにプレゼント。岩井志麻子氏も「おばさん、熱いわ(笑)」とその歌声に酔いしれた。
初回限定版のボーナストラックに収録されている「again…」はカンの自作曲。別れた彼女に戻ってほしいという悲しい歌を、強い感情で歌ったものだという。昔の思い出を活かしながら曲づくりをするというカンに、ジノンも「カン君はいつも携帯の中にメロディを録音したりして、いつも24時間、作詞作曲していますよ」とメンバーならではエピソードを明かした。
カンと一緒に曲作りをするというイェジュンも「社長にメールでいつも10曲くらいは送りますけど、選ばれるのは1曲とか2曲くらいです」と難しさを語り、ジノンも「1曲で7回くらい録音をして、パートを決めてから本録音します。最初は一人ずつ全部を歌って、何がこのパートに似合うのかを話して、選んで、そしてもう一度録音して聴いて、また録音します」と、常に妥協せず高いところを目指している彼らの、音楽に対する熱い気持ちを覗かせた。
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