「EXO」SUHOの父親”新日派” デマ流出者は特定できない＝韓国警察

韓国アイドルグループ「EXO」のメンバー、SUHO（24）の父親が新日派であるとのデマを流出させたネットユーザーに対する警察捜査で、身元が特定できない可能性が高まった。

韓国アイドルグループ「EXO」のメンバー、SUHO（スホ、23）の父親が新日派であるとのデマを流出させたネットユーザーに対する警察捜査で、身元が特定できない可能性が高まった。

ソウル江南（カンナム）警察署は一両日中に、同事件を起訴中止として検察に送致する予定であることを15日、明らかにした。

警察関係者は「事件がマスコミに取り上げられた後、コメントをネット上に記載した人物がサイトから脱退し、情報が残っていなかった」と説明した。

証拠が十分に確保できない状態で、捜査に着手したとの事実がはやい段階で露出したため、容疑者の追跡に困難を極めてしまった。

これを前に昨年11月、SUHOの父親で順天郷（スンチョンヒャン）大学教授のキム・ヨンハ氏は、自身とSUHOの名誉を棄損したとして、中傷コメントをネット上に書き込んだ人物を警察に告訴した。

一部インターネットコミュニティサイトには、キム教授が運営委員として活動する市民団体を「ニューライト新日派」であるとのデマが流出。以降、キム教授を新日派、そしてSUHOを新日派の息子だとし、彼らを中傷するような書き込みが急速に広がっていった。

一方、キム教授は昨年9月、韓国年金学会としてセヌリ党の依頼を受け、公務員年金改革案を発表。以降、公務員らの抗議に悩まされ、学会職を辞職していた。