「JYJ」キム・ジュンス(XIA)が“番組制約”にも負けずにエネルギッシュな姿で愛される理由
Wow!Korea / 2015年3月19日 11時36分
番組制約があったらどうだろう。韓国グループ「JYJ」キム・ジュンスは既に認められているミュージシャンだ。いや、むしろ、番組(放送)への露出がなくても公演とアルバムのみで自身の価値を証明し、より多くの人々から愛されている。彼を番組で見られないという物足りなさはファンたちの気持ち。ジュンス(JYJ)はアルバム活動や公演にすべてのエネルギーを注ぎ、空虚感のない活動を繰り広げている。
確実にジュンスは公演型のミュージシャンだ。韓国国内最高峰の歌唱力、パフォーマンス力を兼ね備え、公演に対する情熱は誰よりも熱い。多様なステージ経験やミュージカルで培った実力に余裕まで加わり、彼を一層完ぺきに作り上げてきた。
そのため、いつもジュンスの公演は内容が充実している。常にユニークで多彩なステージを駆使し、ファンを魅了させるのに努力を惜しまない。今回のアジアツアーでもニューアルバム「FLOWER」を引っさげ、コンサートを新鮮に組み立てる。同じパターンで公演をおこなう歌手は数多いが、彼はいつも新しさを追求するのだ。
最近、ジュンスは「2015 XIA 3rd ASIA TOUR CONCERT-FLOWER」を前におこなった記者会見で「番組制約もある状態で10曲が収録されたアルバムを制作することは、正直、とても勇気が必要だ」と明かしながら、「僕はコンサートで姿を見せなければならない歌手だ。そのため、アルバムに曲数を増やし、客席を埋める方々にさまざまなプレゼントを渡せると思っている。大変だが、それに挑戦している。いまではアルバム毎に10曲以上を込めることが、僕の自負心となった」と述べた。
言葉通りだ。彼にとってニューアルバム制作は自身が愛する公演やファンのためのもの。その中心となるキーワードは「新しさ」と「多彩さ」。彼は多様なジャンルと新たな感覚の楽曲で3rdソロアルバム「FLOWER」を完成させ、ここに公演を通して常に新しい姿を見せたいという思いが詰まっている。
さまざまな舞台装置や特殊効果を使用し、コンサートに特別さを加え、ファンと積極的にコミュニケーションを図る。レーザーを利用したダンスパフォーマンスも印象的だ。公演会場を訪れた観客に多くの見どころと聴きどころを提供する上で、努力がにじみ出ている部分だ。
こうしているうちに、彼の公演に訪れるマニアたちが形成された。国内だけでなく、日本や中国などアジアを合わせた大規模なファンたちがジュンスの公演に足を運び、毎回スタンディング席から3階まで、巨大な会場を満たす。「JYJ」としてのコンサートに劣らない熱気だ。
ジュンスがすべてのエネルギーを出し、完ぺきなステージを披露したとき、見るファンの物足りないという感覚は消え去っていく。このようなカッコいいミュージシャンをテレビで見ることができないのが寂しいほどだ。
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