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<インタビュー>映画「奸臣」チュ・ジフン、まじめな撮影現場でイタズラは我慢した

Wow!Korea / 2015年5月30日 8時37分

「偶然与えられた贈り物です。自然にそうなりました。父は厳しく、母は安らかではないのかな。ミン監督は父、ホン監督は母です。ホン監督は『こうしてみようか』と言うタイプなんですが、ミン監督は明確な方向性を示すタイプです。同じような時期にデビューしたホン監督は一緒に作っていこうとする感じですが、ミン監督は黙ってついてこいって感じです。」

「奸臣」の出演も電話一本で決まったという。前作の撮影中だったチュ・ジフンは、ミン監督から「次の作品、一緒にやるか?」と質問された。タイトルも内容も配役も何も分からない状態でチュ・ジフンは「はい」と答えた。普段はシナリオを読んで決定するチュ・ジフンには異例の選択だった。「他の方が寂しがるかもしれない」と言ったが、そのくらいミン・ギュドン監督に対する信頼と愛情が寄せられていることが分かるエピソードだ。

劇中チェホンに選抜された女性たちは、王に選ばれるたった一つの席「フンチョン」に上がるため、様々な訓練を受ける。視覚的に圧倒されるシーンで、チュ・ジフンは上半身を露出した30名の女優の中にいる。撮影時には多少恥ずかしくなるシーンだった。不要な誤解を避けたがったチュ・ジフンは、下だけを見ていたという。

「韓服は弾力がなく流れ落ちてしまうため、何度も直さなければならなかったんです。初めはそっと服を上げていたんですが、段々と私を気に留めなくなりました。『私が男に見えないだろうが、少しぐらい気を使ってくれないか』と言うくらいでした(笑)。彼女たちが『奸臣』の事実上の主役でした。そのような服装で真冬に長い時間撮影をしました。低体温症になって倒れる方もいらっしゃいました。」

実際に妹をもつチュ・ジフンは、イム・ジヨンなどのように自分より年下の女優には自然と気遣った。自分のカイロを渡したり、スタッフに毛布をもってきてもらうよう頼んだりした。「とにかく若くてご飯もまともに食べられず、寒い中苦労した」という彼の言葉に、気の毒さを感じた。

映画「奸臣」に続き、もうじき韓国で放送されるSBSの新ドラマ「仮面」まで、まさに縦横無尽だ。ただ今まで出演した映画のうち、興行成績があまりよくないのが残念だ。チュ・ジフンにとって興行成績とは何かを尋ねた。

「以前は考えたこともなかったのですが、昨年初めて考えました。以前は僕がやりたいことだけに集中していたけど、映画で興行成績は重要です。僕がやりたいことだけをすることができるきっかけになると思うからです。僕ができることは決まっています。その中で一生懸命やろうと思っています。」

愉快な中にこめられたリアリティー、それがチュ・ジフンの力だと感じた。

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