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<インタビュー>ソン・ジェリム「ロマンスの結末に悔いなし」

Wow!Korea / 2015年6月13日 10時41分

俳優ソン・ジェリム

※一部ドラマのネタバレになるような内容が含まれています。

ホームドラマの要素が強かったKBSドラマ「優しくない女たち」で、ソン・ジェリムの比重は大きくはなかった。親子3代にわたる“優しくない女たち”が揺れる人生に耐えながら経験する恋愛と成功、幸福を探していく姿を描いたこのドラマは、女優キム・ヘジャやチェ・シラを中心に過去と現在が入り混じったストーリーの中で、真の幸福を見つけようとする道を温かい視線で描いている。

ソン・ジェリムはこの作品の中で、自分の存在感を刻むのに成功した。ルオ(ソン・ジェリム)は胸中に誰も知らない傷を抱え、女性たちに無愛想な人物。しかしある時一目ぼれしたマリ(イ・ハナ)に突き進むルオは、女性のハートをわしづかみにするカッコいいセリフを独占し、ドラマに活力を吹き込んだ。ソン・ジェリムは年上の女性を“僕の女だ”と呼ぶルオの魅力を忠実に演じ、見どころの一つとなった。

ソン・ジェリムとイ・ハナが登場するたびにドラマは新たなジャンルが飛び出した。若者のときめきあふれるロマンスは、温かい雰囲気を作り出し、ソン・ジェリムとイ・ハナ、キム・ジソクの三角関係は果たしてどうなるのか、恋愛を通じてどんな成長が描かれるのかと、視聴者の関心を集めた。両親の代からの悪縁によって三人の恋の結末がどうなるのか予測できなかった。最終的には多様な可能性を含めた結末で締めくくられた。ソン・ジェリムはこれに対して満足している様子である。

「多様な可能性を秘めた結末になりました。先輩たちの話はいろいろ凝っていましたよね。ここに脚本家の力で女性たちの心理やブラックコメディーが精密に描かれていました。僕たちの話はエネルギーに合わせてざっと書かれていました。台本にあるとおりに解釈して演じたので、感情の部分が大きかったです。大きな振幅をもった結末に阻まれてしまえば、終わってからかえって気まずい感じがしました。振幅の大きかった若い俳優たちほど、結末も多様に秘めているほうが、視聴者に余韻が残るのではないか、またそれが脚本家の力ではないかと思います。悔いはありません。」

ソン・ジェリムは脚本家のキム・イニョンはもちろん、ユ・ヒョンギ、ハン・サンウという演出家たちの繊細なポイントに多く助けられたと感謝の気持ちを伝えた。

「監督がうまく描いてくださいました。ポイントをよく生かしてくださったんです。脚本家の先生の文章を映像化させ、ストーリーを話してくださいましたが、繊細なポイントがありました。ルオは鳥肌が立つようなセリフが多かったですよね。例えば道でマリに「僕の胸と頭はあなたでいっぱいなのに、あなたはそうじゃないようだ」と言うシーンは、本当に悩みました。監督は感情を伝えることに力を入れました。一番好きなシーンは、前半に出てくる“壁ドン”です。壁ドンをしながらマリと接近したシーンが、一番マンガのようでした。僕はマンガが好きなんです。」

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