「EXO」KRIS vs SMエンタ、”10年専属契約”の妥当性めぐり対立
Wow!Korea / 2015年9月2日 16時25分
韓国アイドルグループ「EXO」を離れたKRIS(クリス)が、所属事務所SMエンタテインメントを相手に「専属契約効力はない」と起こした訴訟の初弁論で、契約解除が妥当であるかをめぐり、両者の立場に差が見えている。
ソウル中央地検民事協議46部の審理で、2日に開かれた専属契約効力不存在確認訴訟の1次言論期日にて、KRIS側の弁護士は「デビュー日から10年という専属契約期間は、個人の活動や経済的自由をひどく制限する反社会的な法律行為であり、無効である」と主張した。
KRIS側は「原告は、満17歳という若い年齢で芸能人を夢みて、SMエンタテインメントと契約したが、多忙なスケジュールの中で健康にも気が配れないまま、練習生として生活していた」とし、「デビュー後も、十分なバックアップを受けることなく、一方的に与えられた役割だけをこなしていた」と強調。また「そのような過程で、本人の意見は十分に反映されず、所属事務所との信頼関係が崩れ、専属契約はこれ以上維持することができないと判断。契約を中断しようと訴訟を起こした」と説明した。
さらに「現在、EXOメンバー4人が個別活動をおこなっているが、メンバーらがどのような待遇を受けていたか、見てとれる」とし、「関連人物の陳述、SMエンタテインメントが保持している日程と収益分配などを通して、立証しなければならない」と述べた。
これに対し、SMエンタテインメント側は「歌手を市場へデビューさせるため、3~7年の投資が必要であり、会社側は費用を負担している」とし、「歌手がデビューしても、成功確率が低い”ハイリスク・ハイリターン”事業であり、(契約を)長期で結ぶようにしている」と反論。
また「KRISを練習生として選抜し、トレーニング過程を経て、実際にデビューさせるまで、あらゆる側面で支援し、意思を尊重してきた」とし、「当時者間の信頼が崩れたという部分は存在せず、専属契約の効力は維持され、解約事由はない」と述べた。
この日の言論は、SMエンタテインメント側が去る6月、裁判所の強制調整決定に異議申し立てをおこなってから3か月ぶりに開かれた。KRISと事務所側は昨年6月、数回の調停期日を開いたが、合意には至らなかった。
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