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<インタビュー>ハ・ジウォン、熱血キル・ライムから清純オ・ハナになるまで

Wow!Korea / 2015年9月12日 10時20分

女優ハ・ジウォン(提供:OSEN)

スタントウーマンから北朝鮮の特殊部隊教官、そして皇后まで、女優としてやったことのない役を探す方が難しい女優ハ・ジウォンは、相変わらず演技に対する“渇き”を感じていた。最近韓国で放送が終了したドラマ「君を愛した時間」で演じたオ・ハナも、彼女にとっては新たな挑戦だった。これまで戦ってきた強いイメージとは全く違う、明るくて愛らしい魅力を放ったためだ。

「弱々しくて、男に頼るキャラクターよりも、凛々しい役の方が好きです。だからこれまでそういった役をたくさんやってきたように思います。以前『シークレット・ガーデン』でキル・ライムが『かわいいよりかっこいいという言葉の方がいい』と言うセリフがあるんですが、私がこれまでのインタビューで言ったことを脚本家の先生が入れてくださったんです。普段の私は強くないから、作品の中で表現できるという点がいいですね。」

「そのせいか、いつも『かわいらしい役をしたくないのか?』と聞かれるのですが、私は今回のドラマで軽くて明るいキャラクターを演じたので楽しかったし、多くの方がファッションの話をしてくださったので、うれしかったです。」

しかし、イメージチェンジに不慣れなせいだろうか、初回放送後、ハ・ジウォンの演技がぎこちなく感じるという意見が目についた。デビュー後、演技力について騒がれることは無縁で、むしろ“演技派女優”という装飾語がなじんでいたハ・ジウォンに、このような大衆の反応は全く予想できなかった部分だっただろう。しかし以外にも当事者は平気なようだった。

「わざわざかわいくしようとはしませんでした。今まで見られなかった私の姿に驚いた方も多かったようです。むしろ親しい人からは、私の日頃の話し方や表情が出たので『いつものあなたのまんまだよ』と言われていました。視聴者の方々は知らなかった姿なので、そう感じたのかもしれませんね。」

ドラマ「君を愛した時間」はPDの降板が繰り返され、脚本家も交代するなど、様々な雑音があった。こういったものと実際に呼吸を合わせていかねばならない俳優たちに対する同情の視線も少なくなかった。

「ドラマはほとんどギリギリで撮影していたのですが、それでも不協和音はなかったし、むしろたくさん笑って楽しかった現場だったと思います。実は、女優として一番大事に思っているのが『オ・ハナをどうやって作っていくか』でした。話し方や口調のような部分も監督は楽にやれと言ってくださったので、こだわって演技に集中できました。機会があればチョ・スウォン監督とまたご一緒したいです。監督はちょっと、少年のような感性がある方なんです。みんな徹夜で疲れていても『もうちょっと頑張ろう』と激励してくださいました。」

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