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“人生でたった一度”2015年演技における新人賞は誰? 錚々たる候補者の顔ぶれ

Wow!Korea / 2015年11月25日 14時3分

■MBC-ハン・ジュワン、チ・ス、イ・ソンギョン、コ・ウリ

残念ながら物足りなさが残ったまま終演した50部作時代劇「華政(ファジョン)」は、ハン・ジュワン(31)という俳優を芽生えさせた作品という点では大きな収穫があった。2013年、KBSドラマ「王家の家族たち」がドラマデビュー作の俳優ハン・ジュワンはその年の年末、新人賞を総なめにする底力を発揮した。彼は「華政」で朝鮮の“花高尚な人”カン・インウ役を担い、胎生的な痛みと愛する女性に向けたもどかしさを微妙な目つきと繊細な感性で表現した。また、一途な心でひまわりのような純愛を好み、大義のために天倫をあきらめる風雲児の面など、多様な姿を劇中に溶かし込み、没入度を高めたという評価だ。

「アングリーママ」の俳優チ・スはコ・ボクトン役を担い、新人らしくない演技力を誇って視聴者たちの心を引き付けた。「アングリーママ」が正劇初挑戦だったというが、チ・スは7年間、演劇の舞台や独立映画を通して活躍した努力家俳優で、コ・ボクトンが受けるそれぞれの状況によって多様な眼差しと表情を見せ、好評を得た。以後、チ・スはKBS「不躾にゴーゴー」でもその存在感を放ち、今後の成長を期待させた。

デビュー作のSBS「大丈夫、愛だ」以降、すぐに週末ドラマ「女王の花」主演に抜てきされた女優イ・ソンギョン(25)はつらい過去を持ちながらも、明るく生活力の強い人物カン・イソル役を担い、好演した。相手役のユン・パクと見せる哀切なラブラインは毎回、視聴者の心を掴んだ。新人とは思えない徹底した感性演技は驚きの連続で、キム・ソンリョンやキム・ミスクら錚々たる女優陣の間でも引けをとらない存在感は、期待以上のものだったという評価だ。

女優コ・ウリ(27、RAINBOW)もやはり、イ・ソンギョンと共に「女王の花」を通して視聴者の愛を一身に受けた。コ・ウリが演じたソ・ユラは金持ち一家の一人娘という設定上、視聴者たちに反感を買われる役割だった。しかしコ・ウリは片思いに嘆く純粋な面を上手に演じ、ソ・ユラというキャラクターをより一層愛らしくさせた。また、アイドルグループのメンバーという先入観がなくなるほど、ドラマをより楽しくさせる要素となった。

■SBS-ピョン・ヨハン、ユン・ギュンサン、イム・ジヨン、コン・スンヨン

50部作「六龍が飛ぶ」は最近、16話の放送を終えた。これにSBS側は「六龍が飛ぶ」を演技大賞の候補にあげるか否か、検討している状況だ。もし、「六龍が飛ぶ」が候補に入れば、新人賞(ニュースター賞)1位は俳優ピョン・ヨハン(29)かユン・ギュンサン(28)になる見通しだ。もちろん、俳優ユン・ギュンサンは「六龍が飛ぶ」以外にも「ピノキオ」、「君を愛した時間」で大活躍を見せていただけに、有力候補といえる。

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