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<インタビューその2>ソ・ガンジュン、「チ・イン・ト」の結末…ほろ苦くて嫉妬

Wow!Korea / 2016年2月13日 20時44分

イノは悲しい片思いをする。過去の悪縁だったジョンの恋人であるソルを好きになる。だからと言って、悪いことをしたり嫉妬に目がくらんだりする悪役ではない。だから視聴者はイノを演じるソ・ガンジュンに、ジョンを演じるパク・ヘジンと同じくらいの愛情を注いでいるのだろう。ソ・ガンジュンは片思いをしたことはあるのだろうか?

「演じる時に間接経験というのがすごく大事だと思います。先輩方もよくおっしゃっています。殺人者を演じる時、殺したことはないのにどうやってやるのかと。ところが僕は演じる時に経験をあまり思い浮かべない方なんです。なぜならば悲しいシーンだからと言って、僕の悲しかった経験を考えると、演じる時に何か変わってしまう感じがするんです。そのために悲しいのではなく、僕の経験のせいで悲しいようで、片思いの経験についても考えませんでした。ただ台本を見て先輩と演じてみて、その状況にすっかり没入していました。片思いをしたことはありますが、それを思い出さなくても没入できます。」

今までの経験を思い出さないようにしているというのが、印象的だ。まだ演技の経験が多くなくても、演技に対して慎重に悩んでいるのかがよくわかる。

「元々、僕も自分の経験を引き出そうと努力をしている方でした。演技を始めて3年しかたたないし、何かを断定することはできませんが、僕は自分自身を断定することはできます。演じる時にそれを考えたら、この状況の悲しみではなくなるから。ほとんど一致させることはできるでしょうけど、心から演じたいと思っているんです。」

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