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<Wコラム>今ユチョンの作品を見るならば

Wow!Korea / 2016年4月25日 22時52分

作品数は少ないとはいえ、1作ごとに俳優としての評価を上げていたユチョン。彼は演じたジョンウというキャラクターをどう捉えていたのか。

「僕がジョンウの魅力を100%表現できたとは思いませんが、ジョンウは単につらくてインパクトがあるだけの役柄ではありません。人に優しい言葉をかけ、愛嬌も見せます。女の人の機嫌をとるようなセリフもあります。いろんな面を持った人物なんです。演じる僕としては、撮影時には泣くシーンの後に全然違う雰囲気のシーンを撮ったりしなければならなかったのですが…。」

多様な面を持ったキャラクターを演じたので、ユチョンもやり甲斐があっただろう。

「ジョンウは刑事ですが、最初の頃はうまく演じられませんでした。頭の中にイメージはあったものの、すぐに行動ができなかったのです。もっとも、瞬発的にできるものでもないですし…。ジョンウがこれまで生きてきて身についた習慣を表現しなければならないので、それが少し大変でした。スヨンと一緒のときは違いますが、警察の同僚と一緒にいるときはおどけた感じで歩いてみたり、荒々しい雰囲気を出してみたりしました。」

こうした発言を聞いていると、ユチョンがジョンウを演じるにあたっていかに苦労していたかがわかる。

■自然な演技ができるようになった

共演者のユン・ウネは、ドラマの撮影中に緊張状態を強いられることが多かったそうだが、ユチョンにかなり助けられたという。

「正直なところ、とてもありがたかったです。つらい内容のドラマだと現場もピリピリしますが、ユチョンさんは明るい人ですね。NGを出しても悲しいシーンでも、ポジティブなパワーを出すので私も見習っていました。今まで私は現場で年下のほうだったので明るく振る舞っていましたが、ユチョンさんの場合は、周囲への気遣いがすばらしいです。それに自然体ですよね。押しつけがましくなくて明るいので、スタッフの疲労回復に一役買っていました。」

ユン・ウネが指摘するように撮影現場で気をつかっていたユチョンだが、『会いたい』は彼に新たな試練を与えたドラマでもあった。

このドラマを経験したことで、彼は何を得たのだろうか。

「以前よりも、日常の生活感が漂う演技、何気ない会話をするような自然な演技ができるようになったと思います。それは今後演技を続けていくうえでとても重要なことです。これまでは何か大きな設定が与えられていて、その決められた枠と役柄をずっと背負って演技をしている感覚でした。今回は、ごく日常的な状況の中での演技に慣れたというか、より自然に演じることができたと思います。それはとても大きなことなので、今後演技をしていく中でも大切になってくるでしょう。」

俳優としてのユチョンの場合、ドラマ『会いたい』がターニング・ポイントになったと言えるのかもしれない。

兵役を終えれば、俳優としてのユチョンの活動が再開される。今度はどんな面白いドラマを見せてくれるだろうか。

文=「ロコレ」編集部

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