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<Wコラム>ライバルが軒並み下落! 『テバク』視聴率1位が見えた

Wow!Korea / 2016年5月4日 10時47分

ますます激しさを増している地上波3局の月火ドラマの視聴率争い。ライバルが視聴率を大きく落とす中で、『テバク』は健闘した。(写真提供:OSEN)

ますます激しさを増している地上波3局の月火ドラマの視聴率争い。ライバルが視聴率を大きく落とす中で、『テバク』は健闘した。目標の同時間帯ドラマ1位に向けて、今後はどこまで視聴率を延ばせるか。『テバク』の熱きチャレンジが続く。

■『テバク』以外は視聴率が下落

韓国のメディアも、月火ドラマの視聴率争いによほど関心が高いようで、速報で各ドラマの視聴率を伝えている。

1位を走るKBSの『町の弁護士チョ・ドゥルホ』は、5月2日放送の第11話の視聴率が11.0%だった。これは、前回の第10話と比べて1.6ポイントも下がっている。下げ幅がかなり大きい。『町の弁護士チョ・ドゥルホ』の制作陣としてもかなりのショックだろう。

MBCの『モンスター』はどうだったのか。

浮上のきっかけをつかみたかった第11話だったが、視聴率は7.5%に終わった。前回の第10話と比べると、0.7ポイント下がっている。浮上するどころか、逆に下降線に入ってしまったかのようだ。

ライバルの2つのドラマが視聴率を下げる中で、肝心の『テバク』はどうだったか。

5月2日放送の第11話では8.9%の視聴率を記録した。この数字は、前回の第10話とまったく変わらない。

この数字をどう解釈したら良いのだろうか。

■意味のある「横ばい」

『テバク』は4月25日放送の第9話で過去最低の8.0%に沈んでしまったが、第10話で8.9%に盛り返している。この上昇気流に乗って、さらに視聴率を上げたいところだったが、数字は変わらなかった。

しかし、意味のある「横ばい」と見ることができる。

ライバルとなる22つの番組はともに大きく視聴率を下げている。韓国で5月2日の夜は、ドラマを見るのに良いタイミングとは言えなかったのだ。

そんな中で数字を落とさなかったのは価値がある。事実上の視聴率アップ、と考えてもいいのではないだろうか。

『テバク』と『町の弁護士チョ・ドゥルホ』の視聴率の差は、4月26日放送の第10話では3.7%もあった。しかし、『町の弁護士チョ・ドゥルホ』が大幅に視聴率を下げたこともあって、第11話での両ドラマの差は2.1%に縮まった。

「首位の背中がはっきりと見える」

そう思って間違いない。

あとは、回を追うごとに差をどんどん縮めることだ。もしかしたら、一気に抜き去るということも可能かもしれない。『町の弁護士チョ・ドゥルホ』としては、後ろが気になって仕方がないだろう。

■視聴者は兄弟愛に共感

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