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<Wコラム>上等兵になる「東方神起」ユンホの今後の軍隊生活は?

Wow!Korea / 2016年5月13日 23時28分

それでは、階級が変わると、具体的に立場はどう変わるか。

昇級で一番変化が著しいのは、一等兵から上等兵になるときだ。1階級上がるだけだが、立場の違いが著しい。なにしろ、支配される側から支配する側に移るからだ。立ち位置が「下」から「上」に激変するのだ。

たとえば、4つの階級を比べると、二等兵と一等兵は「下級レベル」、上等兵と兵長は「上級レベル」と区別することができる。

■本領を発揮できる階級

「下級レベル」は軍隊の中でも常に雑務に追われ、休憩時間でも自分で自由になる時間をあまり持てない。また、軍務でも少しの失敗で上官から叱責される。精神的にも辛い時期を過ごさなければならないのだ。特に、一等兵は軍隊に慣れない二等兵を管理する役割も務める。

「軍隊時代は一等兵が一番大変だった」

そう語る兵役経験者も多い。

一方の「上級レベル」。すべて「下級レベル」が動いてくれるので、口だけを動かしていれば何でも用が足りる。また、軍隊生活にも慣れてきて、精神的に随分とゆとりができてくる。

さらに、「兵役も半分が過ぎて除隊が近づいてきた」という希望も見えてくる。上等兵になれば、「一等兵の頃とは余裕がまったく違う」と誰もが思うことだろう。

特に、チャレンジ精神が旺盛なユンホ(東方神起)が上等兵に昇級する意味は大きい。それは、休憩時間を含めて、雑務に悩まされないで自分の自由になる時間を多く持てるからだ。

軍楽隊に所属しながら射撃と体力で超一流であることを示す特級戦士になったユンホ。まさに努力の賜物である。

これからは気兼ねなく自分の能力開発に集中できる。まさに、「素敵な怪物になって戻ってくる」という彼がいよいよ本領を発揮できる階級になったのだ。

■ことしの地上軍フェスティバルに注目

今後のユンホは、第26師団の上等兵として、軍楽隊を率いていく役割を期待されている。

もちろん、上等兵の上には兵長がいるのだが、兵長は除隊が近いこともあって、社会に復帰したあとの準備に入ることが多い。また、気分的にも「除隊待ち」の状態になってしまっている。軍楽隊にかぎらずどの部隊でも、上等兵が活動の主導権を取っていくケースが多くなるのである。

そのあたりをユンホも自覚して、軍楽隊が参加する行事などでも主導的に動いていくことになる。

今後の予定で特に注目したいのが地上軍フェスティバルだ。

これは陸軍が一般市民に広報する最大のイベントで、兵器展示、軍務体験、公演、各種コンテストなどのプログラムで構成される。

特に来場者が注目するのが、兵役中の芸能人も登場する公演であり、昨年はユンホが司会を担当していた。ただし、入隊して間がない二等兵だったので、遠慮する部分が多かったはずだ。

ことしの地上軍フェスティバルは鶏龍(ケリョン)市の非常滑走路一帯で10月2日から6日まで開催されるが、この重要な行事をユンホは上等兵として迎えることになる。

昨年とは階級がまるで違う。今度は公演の企画と運営の両面から獅子奮迅の活躍をするので……。

誰もが気軽に入場できる地上軍フェスティバル。今から楽しみにしているユンホのファンも多いことだろう。

文=康熙奉(カンヒボン)

(ロコレ提供)

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